『検察側の罪人』や『望み』、『霧をはらう』など、話題作を次々と刊行する雫井脩介さんの最新長編『クロコダイル・ティアーズ』が、9月26日に発売となります。
家族に広がる「疑心暗鬼の闇」を描いた静謐なミステリーである今作。息子を殺した殺人犯は、嫁・想代子のかつての恋人。嫁の涙を疑う母親。信じたいと願う父親。この「美しき未亡人」は、夫の殺害を企んだのか。
刺激的な最新作に、全国の書店員さんから絶賛の声が続々と届いています。
TSUTAYA BOOKSTORE みらい長崎ココウォーク店 香田麻衣さん
信じられなくなるということは、人をこんなにも壊してく……。今までにない新しいミステリーでした。
ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん
読み終わった後もまた別の真実があったのではないかと思ってしまう自分が怖くて悲しい。誰もこの魔性のミステリーから逃れられない。これは人間の本性を暴き出す、人間の慟哭を描いたミステリーだ。
紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥さん
疑惑はまだ私の中に残っています。なんだったら雫井先生も想代子(そよこ)にだまされているのかも!?
未来屋書店大日店 石坂華月さん
そう言えば、悲しい場面で涙を流さないと冷たい人と言われそう、と歌った曲があったかな。昔、某アイドルが破局会見で涙が溢れずに嘘泣きだったかのように週刊誌に書かれたことも……。そんなことを思い出します。感情を乱されながらの一気読みでした。面白かった。
幕張蔦屋書店 後藤美由紀さん
物語を読み終えた時、本質を見抜けなかった自分への「羞恥心」と、猜疑心から解放された「爽快感」が、私の心に訪れました。
喜久屋書店大和郡山店 森谷哲さん
全国の舅、姑を震え上がらせる「ワニ嫁ミステリー」。最高でした。
*ツイッターにて、【雫井脩介が家族の悩みに答えます】企画を行っています。#雫井脩介が家族の悩みに答えます で検索してください。
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