「カナダで働いてみたい」とカレッジの門を叩いたヤスコのカナダ奮闘記

『ようやくカレッジに行きまして』(光浦靖子)

 2022年8月、公立のカレッジのプロのシェフを養成するコースに入学したヤスコ。ドメスティック(カナダ)とインターナショナル(海外)の生徒が通うこの学校、ヤスコのようなインターナショナルの学生は2年のコースを修了して卒業証書を得ると、PGWP(Post-Graduation Work Permit)というカナダで3年間働く権利を得られます。

 英語を上達させたい、将来カフェを開くための勉強をしたい、そしてカナダで働いてみたい。

 そんな思いを胸にカレッジの門を叩いたヤスコは、言葉がわからない状況の中、様々な年齢や人種のクラスメイトと一緒に授業や実習で学び、課題に追われる毎日を過ごします。そこでは想像を超えた肉体的疲労、人間トラブルが巻き起こるのですが、同時にカナダでの様々な出会いや素晴らしい自然のおかげで、肉体が強くなったり、自分に対してこんな気づきも……!

「なぜなら私は生きるのがすごく楽になりましたし、努力はしてなくても、前の私より今の私の方が面白いですからね。ふてぶてしいですから。だって、ふてぶてしい人って面白いじゃないですか。」(本文より)

 50歳から新しい挑戦をし続けるヤスコの、元気と勇気をもらえる最新エッセイ!

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発売ラインナップ (2025/10/26~2025/11/1)

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  • タイトル
    反骨魂
    著者名
    延江浩
    発売日
    2025/10/29
    作品紹介
    FM誕生に尽力した伝説の経営者の反骨精神
    日本のFMラジオ放送の誕生に尽力した放送界のカリスマ経営者の、逆境をも好機ととらえる、大胆でゆるやかな経営術の源に迫る。
  • タイトル
    ようやくカレッジに行きまして
    著者名
    光浦靖子
    発売日
    2025/10/29
    作品紹介
    「カナダで働いてみたい」とカレッジの門を叩いたヤスコのカナダ奮闘記
    カナダに来て1年。ワーキングビザを目指しシェフ訓練校に入学。50代の学生ヤスコの過酷で多忙で涙と幸せの詰まった最新エッセイ。