
- 2019.03.08
- インタビュー・対談
【対談】やっぱり「不倫」は文化だ! 女の不倫は欲のため、男の不倫は見栄のため
柴門ふみ ,林真理子
『下衆の極み』(林真理子 著)
ジャンル :
#随筆・コミックエッセイ
柴門 老人枠(笑)。いま何をやっても許されるのは、たけしさんぐらいじゃない? ダウンタウンの浜ちゃん(浜田雅功)だって、奥さん(小川菜摘)が怖いみたいで低姿勢だし。
私、お笑い芸人の不倫記者会見でものすごく印象に残っているのが、宮川大助・花子の花子さんが若手芸人と不倫したとき。
林 それ、私も覚えてる。
柴門 夫婦で記者会見して、大助が「おまえほんまにやったんか」って言って、「やったやった、アッハッハッ」って。見ていて、すごいなあと思ったんですよ。
林 そうだね。最近はなんでこんなに不倫に対して厳しくなってきたんだろう。
柴門 ネットだと思います。いまは何かあると、ネットであっという間に炎上しちゃう。ネットに叩かれて謝らなきゃいけない状況に追い込まれたり、過敏に反応するとまた叩かれたり。
林 ネットなんか無視すればいいのに。
柴門 林さんのように強い人ばかりではないですよ。
林 そうか、芸能人は人気商売だし、大変だよね。
柴門 あと、政治家も不倫はまずいわけでしょう。
林 政治家だって昔はすごかったよ。いまブームになっている田中角栄さんなんか、複数の愛人がいて、それぞれに子どもを産ませていたんですから。
柴門 公然と愛人を秘書にしていましたものね。
林 ハラケンの愛称で知られる原健三郎という政治家は、選挙のときに奥さんもお妾さんも土下座させて、「偉い!」と評判になって票が入ったって。
こちらもおすすめ
イベント
ページの先頭へ戻る