- 2019.05.14
- インタビュー・対談
吉田鋼太郎の刑事役に原作者・薬丸岳が撮影現場で太鼓判! 傑作サスペンスが、豪華キャストで遂に映像化
ドラマ『死命~刑事のタイムリミット~』
ジャンル :
#エンタメ・ミステリ
賀来賢人、蓮佛美沙子、中尾明慶ら豪華キャストが熱演!
吉田 僕の場合、台本から得る印象やそこに書かれている人物像を、もちろん頭に入れますけれど、さらにある特定の誰かを頭に浮かべて、その人になろうとして演(や)るんです。今回は薬丸先生のプロフィールを調べさせていただいたら、スティーブ・マックイーンがお好きだそうですが、さすがにマックイーンは無理かな、と(笑)。
そこで薬丸先生は劇団の東京キッドブラザースにも在籍されていた時期があったそうですけど、僕は東京キッドブラザースにいらっしゃった柴田恭兵さんのことが、大好きで尊敬しているんです。今回の蒼井は恭兵さんだったらいいんじゃないか……そうすると自分のつけいる隙がないじゃないかと思う一方で、そんなイメージも浮かべながら演っています。
とにかく僕もそうだし、犯人の榊も死と隣り合わせの者同士が対決するわけだから、ものすごくテンションの高い芝居だし、作品になっていきますよね。
薬丸 榊を演じる賀来賢人さんのシーンはまだ拝見していないんですけど、ちょうど現在放送している連続ドラマ『今日から俺は!』を観たばかりです。(※この対談は2018年10月行われた)もう、180度違う役柄ですよね(笑)。吉田さんの役もそうなんですけれど、だからこそより楽しいですね。
吉田 あのドラマの後にこの作品を観ると驚かれると思いますが、賀来さんは非常に繊細で、ちょっと狂気をはらんだような芝居しますよね。榊役はぴったりだと思います。後輩刑事の矢部役の中尾明慶君もとってもいい。僕が演じる蒼井と対照的なんですか、そこをきっちりと演じ分けてくれています。すごくいい俳優さんとご一緒できて幸せです。
薬丸 吉田さんと中尾さんの撮影シーンは先ほど拝見したばかりですが、本当にぴったりでしたね。矢部というキャラクターは、最初は頼りなくて、ちょっといい加減で、それがどんどん成長していって、最後は立派というか、強い刑事になっていく。中尾さんの表情だったり、そういう変化がすごく楽しみです。
蓮佛美沙子さんに演じていただく、ヒロインの山口澄乃という女性も非常に難しい役柄です。豪華な男優さんの中に入るのもそうですし、役柄自体の背景も含めて難しい。そこでどんなキャラクターを演じていただくかにも興味がありますね。
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