長旅の機内でパソコンでこの本を読み終えたすぐあとに、いつの間にか眠ってしまっていたようで、その時に奇妙な夢を見ました。私はよく夢は見る方だと思う。夢は予測不能である。けれども見ているのは自分であるから全ては自分からの視点での自己責任。編集者の人から解説原稿という依頼を受けて、さてどうしようかと思いながら読んでいたのですが、この夢の話を書くことでその依頼に応えることができないかと目覚めてすぐに考えた。とにかく書いてみて、そのあと読み返してみて、行けるか行けないかはあとで考えることにして、とりあえず忘れないうちに書き留めることにした。今書いているのは、以下の文章を書いてから全体の体裁を整えるために書き加えたものです。実は私はこの段階では既に以下の文章は読み返しています。でも以下の文章を書いているときは、夢から起きてすぐに、逃げて行く記憶を追いかけるように、自分の中で起きた数分前の出来事を破れそうな薄い紙で金魚をすくい取るようにして書いたものになります。
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