![「執行猶予が明けるのが怖い……」清原和博](https://b-bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/1/e/1500wm/img_1ef889ee461c87dde165b36d8166a8ac279732.jpg)
衝撃の逮捕から4年。執行猶予満了を迎える清原和博が語った、薬物依存の怖さ、うつ病との戦い、そして家族との再会――。
プロローグ
「ぼく、一生執行猶予でもいいんです。友人にもそう言ったんです。もう少し執行猶予、延ばしてくれへんかなって……」
清原和博はそう言って視線を落とした。
2020年のある夕刻のことだった。
「最近は会う人、会う人に『もうすぐ執行猶予が明けるね』と言われるんですけど、それが嫌で嫌で……。怖いんです。だって……」
うつむいたままの清原はいつものように黒いスポーツウェアを着ていた。
白だとか青だとかではなく、いつも黒。
清原がまとっていたのはこの4年間、ほとんどその一色だった。
「だってぼく、ほとんど何も変わってないんですから」
![](/mwimgs/6/9/1000wm/img_69b11d04fddc09e4e886f8e35f5ce29e331879.jpg)
2月2日は逮捕された日付だが、このバットが良い記憶の日に変えてくれた。
こちらもおすすめ
プレゼント
-
『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/7/9~2024/7/16 賞品 『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。