オリジナル文庫アンソロジー『猫はわかっている』発売を記念して、作家の愛猫たちを写真とともに紹介していきます。
【Q1 愛猫の名前と種類】母が鳴き声を真似するうちに「ニャア」に。茶白トラの八割れ(雑種)です
【Q2 出会い】四年ほど前、家の窓の外で寝ているのを発見。元野良猫で、今は完全室内飼い
【Q3 チャームポイント】ピンクの肉球、先が少し曲がった「カギしっぽ」
猫中心の生活
「ニャアは警戒心が強いですが、最終兵器マグロを使えば大丈夫」という阿部さんの作戦通り、匂いにつられてリビングに登場したニャア。
「七.六キロもあるんです。ほとんど犬ですよね(笑)。野良猫だった頃、窓の外から手をペタッとするときに見える肉球がたまらなく可愛くて。しばらくは、我が家でひと休みしてから外へ行く生活を続けていました。当時は十五年飼った愛犬を亡くしたばかりで、我が家はペットロスだったため、ニャアの存在は日に日に大きくなり、今や生活の中心です」
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