- 2022.08.22
- 特集
9・10月合併号の特集は〈第167回直木賞決定&発表〉。窪美澄さんの受賞作『夜に星を放つ』から短編3作を完全掲載!
文:「オール讀物」編集部
「オール讀物」9・10月合併号
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
,#歴史・時代小説
本日発売になった「オール讀物」9・10月合併号は、〈第167回直木賞決定&発表〉と〈直木賞作家大特集〉、さらに時代小説や話題沸騰の夢枕獏さん「陰陽師」、髙見澤俊彦さん「特撮家族」など、内容も大充実、厚さもMAXでお届けします。
第167回直木賞受賞作・窪美澄さんの『夜に星を放つ』は、「本作は多くの読者が待望する小説だと信じている」(浅田次郎選考委員)、「この作品は本当に星のようなきらめきをはなっていた」(林真理子選考委員)と高く評価されました。今号では選考会でも特に話題になった「真夜中のアボカド」「真珠星スピカ」「星の随(まにま)に」の3編を完全収録しています。
受賞特集の注目は窪さんが「師匠」として敬愛する、先輩作家の白石一文さんとの対談。受賞者エッセイ「生きてきた私」と併せてお読みいただくと、窪さんの作家としての来し方がいかに困難かつ、必然であったかに胸を熱くせずにはいられません。瀧井朝世さんによるブックガイドでも窪さんの作品世界の奥深さが紹介されています。
〈直木賞作家大特集〉では、奥田英朗さんの「ドクター伊良部」シリーズ最新作をはじめ、恩田陸さん、中島京子さん、桜木紫乃さん、澤田瞳子さん、青山文平さん、宮城谷昌光さんが、すべて読切を豪華競作しています。そして乃南アサさんによる、待望の警察小説「緊立ち 警視庁捜査共助課」がスタートしました。
2022年に入ってますます絶好調の夢枕獏さんの「陰陽師」最新作と、髙見澤俊彦さんの長編SF「特撮家族」は今回も読み逃せません! さらに畠中恵さんの「まんまこと」、冲方丁さんの「剣樹抄」、村木嵐さんの「にべ屋往来記」、砂原浩太朗さんの「藩邸差配役」と、人気時代小説シリーズもすべて読切でご堪能いただけます。
さらに今号では第102回「オール讀物新人賞」の中間発表を掲載。ほかにもご愛読いただいてきた、誉田哲也さんの「妖の絆」、川越宗一さんの「見果てぬ王道」が最終回を迎えました。好評連載の数々やコラムなど、秋季合併号は皆さまにとって満足間違いなしの一冊です!
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