佳作
佳作は全5作品選出いたしました。
前田なんとかさん
(編集長)八百屋さんのデザインもちゃんと考えられていますね。秋らしい季節感もある一方で、どこか「新人賞」の雰囲気もあって目を引きました。
(編集H)八百屋さんという発想がいいし、オリジナリティあふれるイラストですね。何より、すごく絵が上手ですよね! ただ、色味が少ないような気もします。
(野中)もうちょっと明るい色が1色だけでも入っていると、目次絵にぴったりですが。
(編集H)確かにそうですよね! さらに言えば、「オール讀物」の目次で、タイトルや著者名を赤や黄色で目立たせることが多いので、派手な色とのバランスも重要になってきます。目次絵ならではのポイントですね……。
(野中)秋といえばお散歩をイメージされるのか、外の景色やお出かけしている様子を描いた作品がいくつか投稿されていました。
(編集Y)時代小説の新人賞だから、歴史要素としてお城を描き入れてくださった方がいて嬉しいですね! ただ、風景としての自然さが欠けているような気もします。
(編集長)たしかにそうですね。歴史的な建物があると一気に時代感が生まれる一方で、無理やり加えたようにも見えてしまうリスクもあります。
神田ゆうこさん
(編集長)私としては、このイラストが一押しでした!
(編集H)ストーリー性のある絵をたくさん投稿していただいている中で、一番デザイン的なイラストですね。
(編集長)今回は「小説家になる!」という特集でもあるから、原稿用紙を入れたデザインというのが、今号にすごくマッチするように思います。他の投稿作品で、小説に目を向けたものがなかった分、気になりました。お花も華やかで、お祝い感が出ていて素敵です!
(編集Y)季節感も感じられて、何しろ「オール讀物」の目次っぽさがありますね。
きたむらさん
(一同)かわいいですね!
(編集Y)描かれている人物たちに愛嬌がありますね。
(野中)江戸っぽさが描かれていて、明るい配色が素敵です。
村上 りつさん
(野中)浮世絵のようなイラストで、デザインが凝っていますね。北斎漫画を下地にしたような、おしゃれさがあります。
(編集H)水の流れの描き方が目を引きます! こだわりが感じられました。
スズキアヤコさん
(編集長)たくさんご投稿いただいて、とても嬉しいですね。
(編集Y)動物が漫画的でかわいらしいです。
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