- 2024.05.29
- コラム・エッセイ
知の野人・南方熊楠と出会う旅。岩井圭也の和歌山紀行
岩井 圭也
『われは熊楠』(岩井 圭也)
出典 : #WEB別冊文藝春秋
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
紀州の自然が生んだ偉人・南方熊楠。
熊楠にとって、森羅万象そのすべてが己を覚醒させるものだった。誰よりも貪欲に世界を吸収し、生命の本流に迫らんとした男——。
その足跡を、気鋭の作家・岩井圭也が訪ねた。
撮影:深野未季
◆プロフィール
岩井圭也(いわい・けいや)
一九八七年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。二〇一八年「永遠についての証明」で第九回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。二三年『完全なる白銀』で第三六回山本周五郎賞候補、『最後の鑑定人』で第七六回日本推理作家協会賞候補。『文身』で勝木書店「KaBoSコレクション2024」金賞受賞。現在、『楽園の犬』が第七七回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉ノミネート中。
他の著書に『夏の陰』『プリズン・ドクター』『水よ踊れ』『この夜が明ければ』『竜血の山』『生者のポエトリー』『付き添うひと』「横浜ネイバーズ」シリーズなど。二四年五月、最新作『われは熊楠』刊行。
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