- 2024.06.21
- 特集
発売前から話題沸騰! 松本清張賞受賞後第一作『なんで死体がスタジオに!?』書店員さんからの熱いコメントを公開します! 第1弾
『なんで死体がスタジオに!?』(森 バジル)
ジャンル :
#エンタメ・ミステリ
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2023.07.07コラム・エッセイ
紀伊國屋書店新宿本店
反中啓子さん
物語の結末=着地が完璧な作家森バジル。こんな見事に物語をまとめられる作家はきっと他にはいない。バラエティとミステリと人間ドラマとラブストーリーがつめこまれた、これぞ至高のエンタメ。
佐賀之書店
本間悠さん
いやいやこの展開は予想できませんて。一秒も見逃せない…いや一行も読み逃せない。テレビを、エンタメを、そして何だかんだ言いつつゴシップを消費してしまうすべての人へ。読み終えて読者が「ある行動」を取るとこまで森バジルさんの手のひらの上なのかと思ったら、可笑しくて笑えてくるぜ(笑)。
未来屋書店有松店
富田晴子さん
バラエティ番組の勢い、空気、切れ味抜群の構成に、軽やかでテンポの良い応酬。そこにちりばめられた、沢山のしかけや込められた熱さにうならされる。番組内にいあわせているようなライブ感と感動を、小説だからこそあますところなく描ききってくれている。予想しえなかった、だけど期待以上の最高のエンドロールに、ただただスタンディング・オベーション!
精文館書店中島新町店
久田かおりさん
一世を風靡した人狼ゲームが、まさかこんな形でTVバラエティになるなんて。しかも「したハラ」って!!
生放送のバラエティほど制作者側の神経をすり減らすものはないだろう。編集が利かない、というその緊張感と、予期せぬ失敗がかもす生感覚の高揚感の、絶妙なバランス。
けれど、その会場に出演者の死体があったら…いやいやいやいや、あかんでしょあかんでしょ!
崖っぷちのプロデューサーがこの危機をどうやって乗り越えるのか。
そもそも人狼ゲームである。そのお題が「ゴシップ」って荒れるでしょう、リアルタイムSNSは。
殺人事件の犯人は? 動機は? 方法は? って大問題をわきに寄せての進行。いいのかそれで。
出演者たちのキャラもありそうな設定で脳内であの人この人が動き回る。
うまいねぇ。このセンシティブで大胆な展開。なんて、感心しながら結末予想しつつ他人事のように読んでいってのアレですよ。やられましたね、森バジルに。
ひたすら面白いのに後ろめたい。独特の読後感を味わいたい方にぴったり。
丸善ラゾーナ川崎店
市川淳一さん
前代未聞の軽快バラエティミステリ!
エンタメ番組のようなドッキリラストに、スカッと爽快な気持ちが広がりました!
番組の構造やタレントの在り方など、視聴者がある程度の知識を蓄えたうえで、メタ的な視点で楽しむのが主流の現代バラエティを描ききった、著者のテレビへの鋭い分析力にまず脱帽。
物語を読み進めるうちに、本物のテレビ番組を観ているかのような不思議な感覚に陥りました(そもそも文章なのに!)。
この企画をキッカケに「芸人として再ブレイクしたい」「バラドルから女優に転身したい」など、様々な野心思惑を持つ登場人物たちがリアリティと魅力に溢れており、面白すぎる彼らのやり取りに止め時が分からず、二転三転する謎解きへの関心へも相まって、気づいたらノンストップで最後まで読み進めていました。
とにかくめちゃくちゃ面白かったです!!
大盛堂書店
山本亮さん
何が本当で誰がこの一瞬を支配する主人公なのだろうか。
失敗が許されない嘘を重ね打算が渦巻く先にも、バカ正直すぎる熱量に守られた譲れない夢がある。
容赦のない終わりの始まりから勝負をかけるゴングが鳴り響く、この小説の魅力は本物だった。
うさぎや矢板店
山田恵理子さん
1章からいきなり森バジルワールドへ運ばれるわくわく感がたまらない。生放送という限界設定がさらなる高速展開で、脳内スピンするのだ!
ジュンク堂書店滋賀草津店
山中真理さん
これを逃したら後がない。痕跡を残そうとして、生き残りバトルを繰り広げるバラエティ番組を見守り、ハラハラしながら、別の犯罪の行方にも目が離せない。何重にも仕掛けられた面白さで、引き込まれて一気読み。会話のテンポも乗りも絶妙で、洒落た受け返しが心地いい。でも言いたいのは、そこなんだよな。世の中のゴシップを信じる社会にもの申す。ゴシップをへたに扱うと痛い目にあうよ。
紀伊國屋書店福岡本店
宗岡敦子さん
死体と共に生放送!? 事件解決より番組優先!?
冒頭から驚きの展開に、興奮と緊張が止まりません!
常軌を逸した行動、言動、全てが規格外!
犯人は誰なのか…!?
疑心暗鬼のドキドキが加速していきました!
シリアスとコミカルの緩急が絶妙な人間ドラマに、最後まで目が離せない!
そして、深刻さも麻痺して吹き飛ぶような爽快さ!
事件の真相に辿り着いた時、思わずほろっと胸が熱くなりました。
前代未聞の軽快バラエティミステリ!
エンタメ番組のようなドッキリラストに、スカッと爽快な気持ちが広がりました!
未来屋書店水戸内原店
関在我さん
崖っぷちプロデューサーや出演者達の極限状態からの「火事場のバカ力」感が半端ないです。冒頭からどうやってクライマックスまでストーリーを展開させていくのか?
気になって気になって一気に読んでしまいました。
「人狼ゲーム」「ゴシップネタ」を主体に番組(物語)を構成されているので、駆け引きあり、バトル感あり、緊張感もあり、で全体通して完成度も高くとても面白い作品でした。