守るべきは、文化か、家族か。

『雀ちょっちょ』(村木嵐 )

『まいまいつぶろ』『またうど』の著者がおくる、心震える江戸の家族小説!

平賀源内から高い評価を受けたことを皮切りに、文人としての名声をほしいままにしていた大田南畝。蔦屋重三郎とも交流を重ね江戸の狂歌を牽引する存在になるが、田沼意次の失脚と松平定信の台頭により、出版界に粛清の嵐が吹き荒れる。一方、長男・定吉には、大田の家に時としてあらわれる「魔」の萌芽が見え――。

狂歌への思いと家族愛。天才・大田南畝の知られざる葛藤を描き切る傑作長編!

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発売ラインナップ (2025/12/7~2025/12/13)

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  • タイトル
    正しすぎた人
    著者名
    長谷川晶一
    発売日
    2025/12/08
    作品紹介
    日本一に輝いた1978年スワローズの真実
    弱小球団スワローズを日本一へと導いた広岡達朗。徹底的に「正しさ」を貫いた名将の栄光と落日をめぐる証言ノンフィクション!
  • タイトル
    順風満帆〈クラウド・ナイン〉
    著者名
    波木銅
    発売日
    2025/12/10
    作品紹介
    常軌なんて、逸しちゃえ
    デビュー作『万事快調』が映画化! 同作のスピンオフを含む著者初の独立短編集。まともなだけじゃ生きていけない現代人に贈る劇薬!
  • タイトル
    松本隆と風街さんぽ
    著者名
    辛島いづみ
    発売日
    2025/12/10
    作品紹介
    ぼくの「風街」めぐりをしてみない?
    はっぴいえんど結成から55周年を迎えた松本隆が歌詞の舞台になった場所や思い出の地を巡り、今まで語られなかった秘話を明かす。
  • タイトル
    雀ちょっちょ
    著者名
    村木嵐
    発売日
    2025/12/10
    作品紹介
    天才・大田南畝はなぜ筆を折ったのか?
    江戸の狂歌を牽引した大田南畝。スター文化人だった彼が、真実恐れていたものとは──。南畝像に新解釈を加えた感動の時代小説です。