2015.12.27 特集

12月27日 飾売(かざりうり)

『旬を楽しむ 日めくり七十二候』 (白井明大 著/川原真由美 絵)

本書は1日1話、それぞれの日にまつわる旬や行事、ならわしを紹介しています。 日本古来のこまやかな感覚は春夏秋冬をさらに繊細に、72の季節「七十二候」としています。忙しさに追われるうちに、いつしか忘れてしまった旬を楽しんでみませんか。

12月27日 飾売(かざりうり) 冬至 次候 麋角解つる

『旬を楽しむ 日めくり七十二候』 (白井明大 著/川原真由美 絵)

 もともとは門松も注連飾りも、山へ松を伐りに行ったり、藁を綯(な)って作ったりしましたが、いまでは出来合いのものを買うことがほとんど。飾売とは、そんな正月飾りを売ることをいいます。年末も押し迫ったこのころには、駅前や街角で飾売の店が出て、威勢のいい呼び声が響きます。

 

  その前をきれいに掃いて飾売る

山口青邨

白井明大(しらい・あけひろ)

詩人。1970年生まれ。現在は沖縄在住。日々の暮らしのささやかなできごとを詩にする。詩集『心を縫う』(詩学社)、『くさまくら』(花神社)、『歌』(思潮社)、『島ぬ恋』(私家版)、『生きようと生きるほうへ』(思潮社)。著書に『日本の七十二侯を楽しむ――旧暦のある暮らし』(絵・有賀一広、東邦出版)『暮らしのならわし十二か月』(同、飛鳥新社)、『季節を知らせる花』(絵・沙羅、山川出版社)、『七十二候の見つけかた』(飛鳥新社)。

旬を楽しむ 日めくり七十二候
白井明大・著/川原真由美・絵

定価:本体760円+税 発売日:2015年12月04日

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