親会社の銀行を向こうに回し、真っ向から立ち向かう半沢直樹。その言葉の端々に、半沢の仕事観、人生観が現れている。『ロスジェネの逆襲』文庫化記念キャンペーンに参加した読者が選んだ半沢の名言を、コメントとともに紹介していこう。既に読んだ人も、これから読む人も、半沢直樹の新しい魅力に気がつくはず。
「やられたら、倍返しだ」(P51)
会社での痛快な発言は、実行力に裏打ちされた行動。憧れです!(50代・男性)
何時も熱い男、サラリーマンの目標。次も期待しています。(30代・男性)
池井戸さんの本を読んで、私も仕事を頑張ろう、半沢直樹さんのように信念を持って仕事に取り組もうと考えるようになりました。(20代・男性)
私は県外の大手電機メーカーを退職して帰省し、地元の販売会社に勤めましたが、社内の上司との人間関係に悩まされて、苦悩の日々を送った経験があります。口達者でワンマンな上司であったため対等に議論する事も出来ず、落ち込んでいた時に出会ったのが池井戸潤さんが執筆された半沢直樹の文庫本でした。断固たる信念と、人を説得する会話力を持ち、悪に立ち向かう半沢直樹を見て、自分の非力さに愕然とし、非常に勇気を頂きました。(60代以上・男性)
「人事が怖くてサラリーマンが務まるか」(P319)
半沢さん、あなたに背中を押されて転職に踏み切れました。ありがとう。(40代・男性)
いつもスカッとさせてもらっており、気持ちが上向きます!(30代・男性)
親会社である銀行と子会社である証券会社の対決でしたが、そこに登場人物である「半沢直樹」を中心とした人物描写が丁寧にされていて、放送されたテレビドラマのように目に浮かんできて、とても楽しく読ませていただきました。(40代・男性)
「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。」(P394)
今年就職して何の為に仕事をして、誰の為に仕事をしているのかわからなくなり、辞めようと思っていた時にこの作品に出会い、もう少しだけ頑張ってみようと思えました。今まで仕事に対して本気で取り組んでいなかったからこそ、半沢さんの言葉が響きました。ありがとうございました。(20代・男性)
半沢直樹は何というか、自分が普段仕事で出る色々な矛盾を爽快に解決してくれる代弁者であると思います。私は主人公と同じ[半澤]ではありますが随分違うなと思わせて頂いております。(40代・男性)
どかーんときます。(10代・女性)