「いろんな奴がいる。それが世の中です」(p177)
池井戸潤さんの本をいろいろ読みました。銀行とか企業のしくみを理解できたし、その人間関係や心の情景までも描写していて面白いです。(30代・男性)
「プレッシャーのない仕事なんかない」(P230)
半沢さんの真直さ頑固さ、そして懐の深いところを尊敬しています。こんな上司の下で働きたいものですね。(40代・女性)
「上っ面やご都合主義ではなく、本質を睨んだ戦略を選択したい」(P329)
組織の論理や、私利私欲に目もくれず、自分が考える正しい方向に突き進む、人間としての半沢直樹の姿勢に感服します。迷ったら王道を突き進むということを肝に銘じ、自分も成長していきたいと考えさせてくれる小説でした。(40代・男性)
「批判はもう十分だ。お前たちのビジョンを示してほしい」(P393)
会社や周囲の不満を言うは易し。不満を言うのではなく自分が変える意識を持って何事にも取り組もうと意識を変える1冊でした。(30代・男性)
「世の中と戦うというと闇雲な話にきこえるが、組織と戦うということは要するに目に見える人間と戦うということなんだよ。それならオレにもできる。
間違っていると思うことはとことん間違っているといってきたし、何度も議論で相手を打ち負かしてきた。どんな世代でも、会社という組織にあぐらを掻いている奴は敵だ」(P172)
私自身も金融業界で働いている身としては「人事と金」が渦巻いている物語を身近に感じています。「人事と金」は入社してから定年退職するまで呪縛のようにとりつかれる現実がありますね。半沢の同期でもある近藤が病気で会社を休まなければならない過去がありますよね。今は見事復帰を果たし銀行の広報室次長にまでなられた。私も過去に近藤と同じ病気になり短い期間ですが休んだ経験があります。この小説のキーワードになっている「やられたら、やりかえす!倍返しだ!」というフレーズ。いい意味で何かあった時この言葉を思い出し仕事に奮起しています。半沢直樹にはとてつもない力、エネルギーがあるんでしょうね。(40代・男性)
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『李王家の縁談』林真理子・著
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