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凄味を感じるほどの純粋な愛とは<br />執筆の舞台裏から最新作まで語り尽くしたトークイベント

凄味を感じるほどの純粋な愛とは
執筆の舞台裏から最新作まで語り尽くしたトークイベント

にご蔵 (イラストレーター)

『伶也と』 (椰月美智子 著)


ジャンル : #小説

生きていることの肯定感を書き続けて行きたい

にご蔵 小説家になってみて、「良かった!」って思うことと、「あーちょっと!」って後悔したことってありますか?

椰月 後悔したことはないですね。小説家になれてすごく幸せです。好き勝手なことを書いて、本にしていただいて、幸せだなっていつも思ってます。もちろん書けなくて辛いときもあるんですけど、でもそれは小説家に限らず、どの仕事でもつまずくことはあると思うので、作家だから大変ということはないです。

にご蔵 元カレに感謝しなくちゃいけないですね。天啓を与えてくれたあの言葉がなかったら、ってことですよね。

椰月 そうですね。ありがとう、元カレ。

にご蔵 今日いらっしゃってませんよね?

椰月 いやいやいや、いないと思います。ここにいたらほんとに怖いです。

にご蔵 じゃあ、それを言うためだけに現れたんですね。

椰月 そうですね。天使かもしれない(笑)。

にご蔵 今後書いていきたいテーマとかジャンルとか野望などありましたら教えてください。

椰月 野望……? 野望は特にないですが、生きていることの肯定感とか、そういうことを書いていけたらなと思っています。人生賛歌的なものでしょうか。

渋谷のスクランブル交差点に面した一等地にある大盛堂書店。作家愛にあふれた店作りは多くのファンを引きつけている

にご蔵 私たちも椰月さんの小説を読んで、いつも元気をもらっています。今後もぜひ小説を書き続けていって欲しいと思います。

椰月 はい、頑張ります。

この後、会場からの質疑応答を経て、サイン会が開催されました。

伶也と
椰月美智子・著

定価:本体1,300円+税 発売日:2014年11月13日

詳しい内容はこちら

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