相手に「おっ」と思わせる締めくくりフレーズ

『段取り上手のメール――さくさく仕事が進む超速文章術』(中川路 亜紀)

業務連絡メールなら、「どうぞよろしくお願いいたします」「なにとぞよろしくお願い申し上げます」でよく、毎回変化をつけようなどと考える必要はありません。

ただし、しばらく会わない予定の相手には、健康を祈る言葉を書く手紙文の伝統があり、メールのしめくくりにもよくつかわれます。

「寒くなりましたので、お体には十分にお気をつけください」
「時節柄、お風邪などひかれませんようご自愛ください」
「お忙しいことと存じますが、ご自愛のほどお祈り申し上げます」
「今後ますますのご健勝をお祈りいたします」

どれも「お体を大切に」という、相手を思いやる気持ちがこめられています。