- 2020.08.19
- コラム・エッセイ
「お願いします」と「お願い申し上げます」、どちらが正しいか 『段取り上手のメール――さくさく仕事が進む超速文章術』
文藝春秋出版局
多くの人が迷うメール表現の悩みを一挙解決!
ジャンル :
#趣味・実用
相手に「おっ」と思わせる締めくくりフレーズ
業務連絡メールなら、「どうぞよろしくお願いいたします」「なにとぞよろしくお願い申し上げます」でよく、毎回変化をつけようなどと考える必要はありません。
ただし、しばらく会わない予定の相手には、健康を祈る言葉を書く手紙文の伝統があり、メールのしめくくりにもよくつかわれます。
「寒くなりましたので、お体には十分にお気をつけください」
「時節柄、お風邪などひかれませんようご自愛ください」
「お忙しいことと存じますが、ご自愛のほどお祈り申し上げます」
「今後ますますのご健勝をお祈りいたします」
どれも「お体を大切に」という、相手を思いやる気持ちがこめられています。
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