第11回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会は、10月27日16:00より文藝春秋本館にて行われ、『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)砂原浩太朗の受賞が決定しました。
『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)砂原浩太朗
著者プロフィール
砂原浩太朗(すなはら・こうたろう)
1969年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務、フリーのライター・編集・校正者を経て、2016年「いのちがけ」で「決戦!小説大賞」を受賞。本作で第165回直木賞候補に。他の著書に『いのちがけ 加賀百万石の礎』、歴史コラム集『逆転の戦国史』、共著に『決戦!桶狭間』『決戦!設楽原』がある。
本年度の選考委員は、阿久津武信(くまざわ書店錦糸町店)、市川淳一(丸善ラゾーナ川崎店)、平井真実(八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店)、昼間匠(リブロプラス本部)、吉野裕司(紀伊國屋書店新宿本店)の5氏が務めました。
選考の詳細は「オール讀物」12月号(11月22日発売)に掲載されます。
【過去の受賞作】
第1回 伊東潤『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)
第2回 澤田瞳子『満つる月の如し――仏師・定朝』(徳間書店)
第3回 朝井まかて『恋歌』(講談社)
浅田次郎『一路』(中央公論新社)
第4回 岩井三四二『異国合戦――蒙古襲来異聞』(講談社)
第5回 中路啓太『もののふ莫迦』(中央公論新社)
第6回 垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
第7回 佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)
第8回 奥山景布子『葵の残葉』(文藝春秋)
第9回 川越宗一『熱源』(文藝春秋)
第10回 永井紗耶子『商う狼 ―江戸商人 杉本茂十郎―』(新潮社)
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