- 2021.11.05
- 特集
担当編集者のイチオシ本 特別編 佐々木紀彦『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』
NewsPicks創刊編集長が提案する『起業の教科書』の決定版!
ジャンル :
#政治・経済・ビジネス
NewsPicks創刊編集長が提案する「夢」も「お金」もあきらめない会社に縛られない自分らしい生き方──『起業の教科書』の決定版!
仕事で理不尽な指示をされたり、上司や同僚と意見が合わない時。持論を、渋々、飲み込んで、会社に合わせていないでしょうか。やりたいことや、実力や、大義があるのに、ガマンしているとしたら、勿体ないです。
そんなあなたにお勧めしたい選択肢が、「起業」です。経済ニュースメディアNewsPicksの創刊編集長である著者自身、18年間のサラリーマン生活に別れを告げ41歳にして起業中。「人生で最高の決断だった」と実感しているそうです。その醍醐味とは、「自分の人生の”独裁者”になれること」。
本書は、起業にあたり、著者自身が悩んだこと、知りたかったことを、100人以上の起業家やプロフェッショナルへ徹底取材し、絶対に成功する秘訣を詰め込んだ『起業の教科書』の決定版です。
「いやいや、そんなことを言われても、起業は一部の意識高い人や、ぶっ飛んでる人の話であって、自分には関係ない。成功する人はわずかだし、リスクが大きすぎる」と思っている人も多いのではないでしょうか。そんなことはありません。いまや、普通の会社員が起業する時代が到来しているのです。起業も多様化しており、世界市場を狙うスタートアップもあれば、個人や少人数で行うミニ起業もあります。本書では、起業にまつわるさまざまな疑問をときあかしつつ、ではどのようにすべきかについても詳しく紹介してあります。
〈起業にまつわる疑問1〉若くないけれども起業してよいか
→データによると起業の平均年齢は日本もアメリカも40代。しかも中年起業家は成功する確率が高いのです(ちなみに、リモートワークで脚光を浴びたZoomの創業者が起業したのは40代です)。中年起業の強みとは、「人脈」「経験」「欲望コントロール」です。
〈起業にまつわる疑問2〉失敗すると借金地獄になるのでは
→現在の起業における主な資金調達方法は、株式(エクイティ)であって、負債(デット)ではありません。有望な事業であれば、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から出資してもらうことも可能ですし、事業に失敗したとしても、株の価値がゼロになるだけです(ただし、「株式買取請求権」に注意)。
〈起業にまつわる疑問3〉コストを削減して会社を設立する方法はあるか
→SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)と呼ばれる進化したITサービスを使うことをお勧めします。たとえばfreeeというソフトを使えば、会社設立費用は25万円ほどで済みます。同じくメール、コミュニケーションツール、バックオフィス業務、PR、採用、決済、名刺管理、電話番に至るまで、SaaSを活用することで、雇用コストを抑えつつ廉価に事業をまわすことができます。
〈起業にまつわる疑問4〉会社を辞める決心がまだつかない場合はどうするか
→会社に勤めながら副業として起業する「副業起業家」からはじめることも手です(実際のところ、「副業起業家」はちょっとしたブームになっています)。また、「社内起業家」という方法もあります。そのやり方についても、本書にすべて書かれています。
いかがでしょうか。やる気さえあれば、どんなかたちでも、何歳であっても起業はできるのです。
リストラ、給料減、ノルマ増、重税……会社員のメリットが減るなか、収入、やりがい、スキルアップ、ワークライフバランスの観点からも、起業という選択肢を持っていると強いかも知れません。
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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