本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
ガッとふすまが開いて、ボスグループのひとりが吐き捨てるように…中川翔子を苦しめた“理不尽すぎる”いじめ体験

ガッとふすまが開いて、ボスグループのひとりが吐き捨てるように…中川翔子を苦しめた“理不尽すぎる”いじめ体験

中川 翔子

『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』より#1

出典 : #文春文庫
ジャンル : #ノンフィクション

 自分の好きなことをいきなり否定されて、わたしはわけもわからず混乱していました。

「誰にも迷惑かけてないのに。なんでそんなことを言われなきゃいけないの!?」

 でもその気持ちは誰にもぶつけることができませんでした。そしてだんだん悲しくなってきました。

 静まり返った部屋で、その子と静かに絵をカバンにしまい、黙って過ごす悲しい時間になりました。

 そんなふうに言われるくらいなら、いっそのこと絵を描くのをやめてしまおうかとも思いました。だけど、やっぱり納得がいかない。

 大好きなことをやめてしまったら、「わたし」は「わたし」でなくなってしまいます。

 わたしは、人に見られないように家でこっそり絵を描きました。

 学校ではわたしが好きなことをしているのを見られると、キモいと思われる。学校に行くのがとても苦痛になった時期でした。

「本当にあのときに死なないでよかった」母が見つけてあわてて駆け寄ってきて…中川翔子が語る“スイッチが入ってしまった日” へ続く

文春文庫
「死ぬんじゃねーぞ!!」
いじめられている君はゼッタイ悪くない
中川翔子

定価:770円(税込)発売日:2022年08月03日

電子書籍
「死ぬんじゃねーぞ!!」
いじめられている君はゼッタイ悪くない
中川翔子

発売日:2022年08月03日

プレゼント
  • 『神域』真山仁・著 

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2022/10/5~2022/10/12
    賞品 『神域』真山仁・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る