本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
「今の私なら、全部分かる。」書店員さんから大共感の遠田潤子『ミナミの春』「感動しっぱなし」の理由とは?

「今の私なら、全部分かる。」書店員さんから大共感の遠田潤子『ミナミの春』「感動しっぱなし」の理由とは?

書店員さんからの応援コメント#1


ジャンル : #小説

『ミナミの春』(遠田 潤子)

文教堂河内長野店 越賀知春さん
今の私なら、全部分かる。
物語で描かれる親の気持ちも、子どもの気持ちも、あの頃の大阪も。
それはきっとすごいことで、私がしっかりと大阪で生きてきた証だ。
物語の中から思い出が匂いと共に鮮やかによみがえってきて、これからの大阪を作るのも自分だ、と思う。
まずは大阪の書店員として、この本をたくさんの人に届けることがスタートだ。
そうすればきっと、大阪のパワーとあたたかさと、家族の絆を感じてもらえると思う。
大阪は、この万博の年に、また生まれ変わるんや!

TSUTAYAサンリブ宗像店 渡部知華さん
本当にたくさんのことを乗り越えて迎えた、あたたかい春。時代が変わっても変わらない温度がある。そのあたたかさに涙が溢れました。
そして、悩み傷付き、それでも前に進んでゆく登場人物たちと大阪の街に、元気をもらいました。
私自身、10年と少し大阪に住んでいた時期があり、そのうちの5年はミナミで働いていました。だからなのか余計に作品の世界にどっぷり浸かってしまい、やっぱり大阪はいいなぁと、読むのがすごく楽しかったです。
あとはやっぱりチョーコさんがいい!!
面倒見が良くて、熱い心の持ち主。もっともっとチョーコさんのことがしりたくなりました。
どこかで繋がっている誰かと誰か。繋がりの先で気付かないうちに優しさをわけてもらい、生かされている。そんなことを気付かせてくれる、本当に本当にあたたかい物語。大好きな作品です!

紀伊國屋書店鶴見大学ブックセンター 伊勢川詩織さん
大阪・ミナミを舞台に、様々な時代にまたがる1つ1つの人生を、夢中で追いかけました。失敗や後悔のない人生なんてなくて、もうだめなんじゃないかと思うこともあるけれど、そんな人の心に寄り添い、強くしてくれる、人の温かさを信じたくなる、そんな最高の“家族”小説でした。

くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん
私にとって普段馴染みのない「大阪」を描ききった物凄い作品でした。お笑い芸人を通して人生の浮き沈みや葛藤を描いた素晴らしい作品。各章ごとに関連性のある人物が出てきて泣かせてくれます。ラストは涙なくしては読めなく感動しっぱなしでした。あなたもぜひ読んで感動して下さい。涙して下さい。

ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん
昭和の大阪がある。人の失敗、痛み、苦しみをも「なにしてんねん、あほか」と言いながら、人情がじわじわしみてきて、涙をさそう。本心は心の奥に秘められていることがある。素直に心を現せない人にも最後には包みこむ温かさがある。恋愛も仕事も何もうまくいかなかった、夢を叶えることができなかった。でもその時必死で生きてきたことは残っている。大阪の彩りとともに輝いている。大阪が舞台の歌、大阪の芸人の漫才が心と体にしみついて、自分はこの小説の中にずっといるようだ。

TSUTAYA BOOKSTOREそよら成田ニュータウン 真田恵一さん
現代的な浪花節というべきなのでしょうか。
「温かい物と甘い物は、いつでも困っている者すべての味方だ。」正解!

未来屋書店大日店 石坂華月さん
どんな人でも見えているものは、ごく一部でしかない。
隠れている部分にどれだけの想いがあるのだろうか。
誰でも心に多少の重荷を抱えて生きているもの。
栄光と奈落、後悔、泣きたくても泣かれない想いに、打ち明けられない想いも。
人の目なんか気にせず好きに生きたらよいのに、それも簡単にはいかない。人というものはどうしようもなく複雑で不器用だ。
遠田潤子さんの描く物語は、どうしてこうも心を捉えて離さないのか。大好きなんやー。
今年も春がやってくる。もう万感の思いです。

紀伊國屋書店久留米店 池尻真由美さん
登場人物たちが不器用で、人間味に溢れていて、実在しているかのように錯覚してしまう。ミナミの街に生きる人々の人生の悲喜こもごもが、鮮やかに描き出されていた。 
生きていくことは容易くない。思い通りにはいかないし、誰もが苦悩や葛藤を抱えている。泣き笑いの人生を、必死にもがいて生きていく力強さを、ひしひしと感じた。
物語の最後に見た光景に熱い気持ちが込み上げ、涙がこぼれた。
読んでいる間、切なくて愛しくて、ずっと鼻の奥がツンとしていた。どうしようもない苦しみの中にあっても、人生捨てたもんじゃない、ささやかな光があるのだと。
あたたかなあかりが心に灯る物語に、胸がいっぱいになった。 

未来屋書店加西北条店 尹悠子さん
今読み終えて、泣いて、笑って、心がぽかぽかしています。
関西人としては、馴染みの大阪弁と大阪の風景に、登場人物たちへの親近感も一層でした。
人生はままならないことばかりで、人間は完璧じゃないからこそ愛おしい。いつか笑いあえる日がくればいい。
チョーコ姐さんもハナコ姐さんもかっこいい!
物語のラストがまさに「今」というところが、明日へとつながる感じがしていいですね。

単行本
ミナミの春
遠田潤子

定価:1,980円(税込)発売日:2025年03月06日

電子書籍
ミナミの春
遠田潤子

発売日:2025年03月06日

プレゼント
  • 『亡霊の烏』阿部智里・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2025/03/28~2025/04/04
    賞品 『亡霊の烏』阿部智里・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る