「傷みを知っているから誰かのために」
東京旭屋書店新越谷店 猪股宏美 様
傷みを知っているから誰かのために動ける。
自分の不甲斐なさに悔しくなれる。
そんな彼らの姿に胸が熱くなる。
待望の続編なのに、すでに次が読みたい!
「行われる実験が楽しそうで実際に見てみたい」
フタバ図書TSUTAYA GIGA祇園店 山崎美代子 様
定時制高校科学部の感動ふたたび!
『宙わたる教室』から4年後、科学部がなくなった東新宿高校定時制に一人のコズミック・ガールが転入して来たところから始まるストーリー。
今回の科学部はでんぷんを燃料にしたロケットの開発に挑みます。理科全般苦手だった私には難解な用語もたくさんでてきますが、ロケットを飛ばすまでの驚きの発想や実験の面白さに読んでいて心が弾みただただわくわくしながら読み進めていました。行われる実験が楽しそうで実際に見てみたいなぁと思うくらいです。
様々な事情がある生徒たちが挫折を繰り返しながら一つの目標に向かって直向きに頑張っていく姿に元気をもらえる作品です。第一作目の『宙わたる教室』の科学部の面々に再び会えたのも嬉しかったです。
人を大切に思い遣る気持ちや科学の面白さがいっぱい詰まった素敵な素敵な物語、多くの方に読んで頂きたい1冊です。
「コズミック・ガールの熱が伝播」
ジュンク堂書店旭川店 松村智子 様
コズミック・ガール佐那の熱が伝播していき、
新生科学部が動いていく様子がたまらなく胸熱!
ベスティという言葉がハマる、みちるの存在が愛おしい。
みちるの情の深さがどんなに佐那の、科学部の助けになっただろうと思います。岳人たち初期メンバーも、それぞれ平坦ではない道を乗り越えながら前へ進んでいる姿が描かれていてぐっときます。藤竹先生はいないのに、微かな繋がりからあっという間に新旧の科学部ががっちり繋がって、夢を託すまでに交流が深まる展開が感動的でした。
「前を向く力をくれる作品」
紀伊國屋書店天王寺ミオ店 西澤しおり 様
夢は、どこまでも果てしなく飛んでいく!!
大きな感動と興奮に震えました!!
人それぞれの持ち味が合わさって、カラフルな絵が描かれるようで、
ワクワクする。小さな、特別な力もない、この身体の内に無限の可能性が広がっているのかもしれない。
希望に満たされて、前を向く力をくれる作品でした。
「都立東新宿高校定時制の感動再びだ!」
精文館書店中島新町店 久田かおり 様
あぁ、もう伊与原さんが描く優しい(易しいじゃない!)科学小説は最高過ぎる!
都立東新宿高校定時制の感動再びだ!
2024年に窪田正孝主演でNHKドラマにもなった『宙わたる教室』で、これ以上に心が震える高校科学小説はもう出ることはないだろう、と思っていた。けど、出ましたね。いや本当にごめんなさい。
『コズミック・ガール 宙わたる教室』は前作同様に定時制に通う人たちの持つそれぞれの困難を、仲間がそして「科学」がしかと掬い上げていく。
中学受験からの脱落って本人にとってはかなりのダメージだろう。人生で初めて味わう挫折かも知れない。でも今回の中心人物である佐那のある意味「空気の読めなさ」がポジティブに働いていくのがいい。このあたり、多くの人が持つ「障がい」というほどではない困難さや特性をネガティブなものとして扱わない伊与原さんの視線がさりげなく効いている気がする。
全日制の進学校であればマイナスにしかならない特性も、様々なバックグラウンドを持つ、均一ではない仲間たちとの間ではプラスになることもあるのだ。その可能性を救いに感じる読者も多いのではないだろうか。
今作のクラスメイト達もいろんな困難を抱えている。父子家庭で金銭的にも余裕がなく学力的にも問題のある翔太の純粋さと切実さ。リンパ腫で入院していたため院内学校、通信制、定時制、といろんな学校に通った経験のある理の、病気を抱える仲間たちへの痛切な思い。中国残留孤児であった祖母の元へ家族でやってきたゲーマー宇辰の日本人への憎悪。そして最強の協力者みちるの表面的には分かりにくい筋の通った優しさ。それらが「自分たちの力でロケットを飛ばす」というひとつの目標に向かって螺旋のように伸びていく。
そこに、原点である『宙わたる教室』のメンバーたちが集まってまさにアベンジャーズ状態! 伝説の科学部を作り上げた藤竹の謎も絡んできてとにかくワクワクとドキドキが止まらない。
ペットボトルで作ったロケットを水で飛ばすのは科学の実験でよく見かけるけど、それを百メートル規模で打ち上げるという壮大な計画に「いやそれはちょっと無理でしょ」と読みながら心配してしまう。しかもロケットは手作り、なおかつ燃料がでんぷんって!! バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンかい!!
彼らの不可能を可能にする、あきらめない強さがまぶしい。知らないことを知る喜び、困難を乗り越えていく柔軟性、仲間を頼ることのできる信頼関係、伝説のメンバーよりももっとさまざまなアプローチを見つけてくる彼らの力強いタフさにスタンディングオベーションを贈りたい。
読みながら全力で彼らを応援し続けていたので読み終わった後の疲労感がハンパない。
けれどそれがまたとても心地よいのだ。
「彼女自身がロケットのよう」
改造社書店松本駅店 山村奈緒美 様
綺麗に終わった物語の続編、どうなるのだろう、とドキドキして読みました。
新しい科学部の推進役、佐那さんがとても力強かった。
自分の中の欠けた部分を認めながらも、やると決めたことをつきつめ、ちゃんと青春をするんだ、という意志を貫く姿勢が眩しかったです。
前回から数年が経ち、社会情勢も夜間定時に通う生徒の様子も変わり、前回のメンバーたちも社会のなかで足掻いて迷って、けれどその真ん中で輝く佐那さんが導き手のようにまわりを引っ張って、彼女自身がロケットのようだな、とおもいました。
今回もとてもよかったです。
欲を言えば、要くんにも出てきて欲しかったです。
「学ぶのは今からでも遅くないんだ」
ジュンク堂書店松坂屋高槻店 西本 様
大大大好きな『宙わた』の続編!嬉しすぎます!!
藤竹先生がいないなんて・・・と少しがっかりしたのもつかの間、
新たな主人公「佐那」ちゃんのがんばりっぷりに目が離せなくなり、
応援したい気持ちも手伝ってすごいスピードで読んでしまいました!
もちろん、初期メンバーの登場もスピードアップの理由のひとつです!
ロケットの打ち上げがなぜ人の心を動かすのか?もうこの言葉だけでドキッとしました。確かに、たとえゲームの演出でも打ち上げのシーンはワクワクしてしまいます(桃鉄2で最近実感してました)(桃鉄かよ・・・)。どこかで、何か素晴らしいものが、見つけられるのを待っている・・・すごく納得しました。カール・セーガンさん、私も気になってきました!「ペイル・ブルー・ドット」も検索して調べてしまいました。美しい写真に感動し、そういえば伊与原さんの小説ってこういうところが好きなんだと思い出しました。知らないことを知れることが楽しい、学ぶのは今からでも遅くないんだ、ってことを思い出させてくれる。挑戦する彼らに教えてもらえました。
このまた続編もこれから書かれるとか・・・!?めっちゃ楽しみです!!
「宙がぐっと近くなる!」
うさぎや矢板店 山田恵理子 様
宙がぐっと近くなる!
無限大の可能性に、
胸が高鳴り未来へ翔ける物語。
「青春のきらめきも科学の面白さも増々」
未来屋書店秋田店 佐藤香奈子 様
悩み考えながら、夢を諦めずにまっすぐに打ち込む姿は、読んでいても目を細めてしまうほど眩しく輝いていました。
待望の続編は、青春のきらめきも科学の面白さも増々で、とてもわくわくしながら読み終えました。
「東新宿高校定時制科学部よ、永遠なれ!」
紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥 様
『宙わたる教室』が、とても素敵な作品で、実写ドラマでより好きになって……そして今回まさかの第2弾!こんなに嬉しいことはない!
新たに発足された東新宿定時制高校。今回もまた様々な理由から定時制を選んだ生徒たちが登場していました。今までだと「10代で定時制=何か問題を抱えた生徒」のような印象があったのですが、みちるのような将来を見据えたうえで定時制を選ぶという選択肢があることに時代の多様性を感じました。定時制高校の廃止にも触れていましたが、みちるのような存在をみると寧ろ夜間学校を増やすことの方が時代にあっているような気がしました。全日制、夜間制、通信制、それぞれの暮らしや、事情を鑑みて偏見なく自由に選べる時代になってほしいです。
そして今回の科学部が取り組んだ「ハイブリッドロケット」。前作の「教室に火星を作る」よりイメージしやすかったです。デンプンを燃料に使うというオリジナリティ溢れるペットボトルロケットに驚きました。彼女たちの実験へ真摯に向き合う姿、積極的に広い視野でものを考える吸収力と貪欲さ、好奇心、何よりその熱量は見ていて勇気をもらえます。
それに岳人の存在。彼がぶつかってきた障壁の数々に、時に心が腐りそうになっても、それでも顔を上げてまた挑んでいく姿は何より尊敬に値し、憧れすら抱きます。
失敗を恐れず、可能性を信じる。
簡単なことではないけれど、その先にきっとある希望の光を感じました。
東新宿高校定時制科学部よ、永遠なれ!









