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第2部から読んでも大丈夫? 「八咫烏シリーズ」最新作『楽園の烏』を書店員さんが試し読み!

第2部から読んでも大丈夫? 「八咫烏シリーズ」最新作『楽園の烏』を書店員さんが試し読み!

『楽園の烏』(阿部 智里)


ジャンル : #エンタメ・ミステリ

『楽園の烏』(阿部 智里)

東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん

 読みながら何度も驚愕の声を上げてしまった。一筋縄ではいかない登場人物たち。この先の展開が楽しみすぎる! 物語を楽しみながらも一体何が正しい行動なのか、たびたび考えさせられた。
 お恥ずかしながら八咫烏シリーズを読んだのは今作が初めてでしたが1部を読んでいなくても存分に楽しめました。これから1部読みます!

紀伊國屋書店 mozoワンダーシティ店 小杉康平さん

 正直な話、私は第1部を未読でした。第2部からでも楽しめるとのふれこみを信じ、読ませていただきました。
 とにかく思ったのは「世界が広い!」でした。阿部先生の頭の中にはもう一つ世界があるに違いない。そう思わせるほど大きな世界観を細やかに書き出されていました。読み終えてすぐ第1部を買いに走りました。まだこの前の世界を楽しませてくださるという楽しみを胸に第1部を堪能させていただこうと思います
 このシリーズ、まだまだ先があるので、どれほど広い世界が待っているのか今から楽しみです。

ビッグワンTSUTAYA さくら店 阿久津恵さん

 本当に申し訳ありません。私、八咫烏シリーズを読んでいませんでした。第2部からでも大丈夫という案内を信じてこの度読ませて頂きました。ありがとうございました!! とっても面白かったです。ファンタジーであり、ミステリ要素もあり、はじめの目を通して八咫烏の世界をのぞき、地下街をのぞき、目まぐるしく展開していく物語から目が離せませんでした。楽園て何だろう……。もう手の平でくるくる踊らされているようでそれがとても楽しくて、でもこれからはじまる壮大な物語の序章なんだという感じもして、あぁ、続きがよみたい!! と思いました。
 そして更に楽しむためにすぐ『烏に単は似合わない』を買おうと思います。


「八咫烏シリーズ」として最初に刊行された『烏に単は似合わない』、続く『烏は主を選ばない』は、異世界「山内(やまうち)」で起こった同時間軸の出来事が、前者は女性視点、後者は男性視点で描かれ、どちらから読んでも楽しめます。さらに『黄金(きん)の烏』以降も、作品ごとに異なる趣きがあり、さまざまな驚きが隠されています。もちろん全巻通して読むのもシリーズの醍醐味。外伝の『烏百花 蛍の章』とともにお楽しみください!

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単行本
楽園の烏
阿部智里

定価:1,650円(税込)発売日:2020年09月03日

文春文庫
烏百花 蛍の章
阿部智里

定価:781円(税込)発売日:2020年09月02日

文春文庫
弥栄の烏
阿部智里

定価:825円(税込)発売日:2019年05月09日

文春文庫
玉依姫
阿部智里

定価:814円(税込)発売日:2018年05月10日

文春文庫
空棺の烏
阿部智里

定価:825円(税込)発売日:2017年06月08日

文春文庫
黄金の烏
阿部智里

定価:814円(税込)発売日:2016年06月10日

文春文庫
烏は主を選ばない
阿部智里

定価:814円(税込)発売日:2015年06月10日

文春文庫
烏に単は似合わない
阿部智里

定価:858円(税込)発売日:2014年06月10日

プレゼント
  • 『皇后は闘うことにした』林真理子・著

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