阿部智里さんからの講評
さてさて、今年もやって参りました「八咫烏シリーズ」新刊刊行記念店頭装飾コンクール! 審査は文藝春秋の会議室を借りて行われるのですが、扉を開けて目を剥きました。机の上ではスペースが足りず、壁際に寄せられた椅子の上にまでエントリーした書店さんの情報と装飾の写真がずらーっと並べられていたのです。いやあ、本当にありがたい! 審査は「八咫烏シリーズ」関係者(文春の中部社長も!)の投票を踏まえて行われ、講談社のコミカライズ関係の皆さんにもご協力頂きました。いずれもびっくりするような力作ぞろいです! コンクールと銘打っているので審査は行いましたが、受賞には至らなかったお店もめちゃくちゃすごいのですよ……。ご参加頂いた皆さま、本当に本当にありがとうございます! 以下、結果発表となります。
――と、その前に!
もともと予定してはいなかったのですが、過去の実績を鑑み、今回「殿堂入り」したお店があります。それがこちらです、はいどん!
明文堂書店 富山新庄経堂店さま
前回2018年度、前々々回2016年度の最優秀賞店です!
毎度お店の総力を挙げて装飾をして下さり、熱の入った手書きPOP(オリジナルな感想付き)、イラスト、お花などの立体物の他、コミカライズや原作者の他作品、シリーズの特集記事が組まれた雑誌までを並べて紹介している充実ぶりです。ここに来れば阿部智里関係の紙媒体は網羅出来てしまうくらいですよね……。これ以上何を加えればいいのか分かりません。審査が始まってすぐに「ひええ、ここはもはや殿堂入りでは?」という流れに自然となりました。なんというかもう、頭が上がりません。こんなすごい装飾をやりたいとこれからも思って頂けるよう、一筆入魂の心持ちで頑張って参ります……!
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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