織守きょうやさんの書下ろし新作『花束は毒』。「結婚をやめろ」という脅迫状を調べる探偵・北見理花と依頼人で後輩の木瀬芳樹がたどり着く、思いもよらぬ真相とは?
原稿のラストに震え上がった担当編集者が「他のミステリーファンの反応が知りたい」と、いち早く書店員さんに読んでもらったところ、「やられた!」「怖い!」「最高!」の熱い声が集まる、集まる……。発売前から大反響の注目度No.1ミステリーです。
■宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん
すごい。すごい作品だ。
北見探偵がとてもいい。なんだかホームズを彷彿とさせる。
そして木瀬は正義感が強いワトソンという感じ。
北見探偵のちょっと強引な調査方法。それを咎める(でも強く言えない)木瀬。この関係がなんだかいい!
また何か事件で一緒に捜査したりしないの? と期待してしまいます。
最後はどうなってしまうのか、何が正解なのか、木瀬と一緒に悩みました。
とにかくとにかく最高に面白かったです。
■ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん
この作品は相当の覚悟をもって挑んだほうがいい。
この読了の気持ちを多くの人と共有したい気持ちでいっぱいだ。
ものすごく面白かったです。
これは何とか話題にして売りたい。知ってほしい。推して、推します。
■ブックランドフレンズ 西村友紀さん
先ほど読了し、未だ頭の中がぐわんぐわんしてます。
後半からの不穏感がたまらないなか、思いっきり頭を叩かれたような衝撃。
思わず、ひっ! と口を押さえてしまいました。そして鳥肌と背骨を這い上る恐怖。
前提がくつがえされた時、自分の見ている景色が信用できない。いや~すごいものを読みました。
めちゃくちゃおもしろかったです。徹夜確定本!!
■ブックジャーナリスト 内田剛さん
この物語はまさに棘のある花であり、心を砕く劇薬だ!
人は誰でも十字架を背負い、秘密を抱えて生きている。
暴いてはならない真実が悪意を育て人を惑わせ狂わせる。
偶然が織りなす運命あれば、巧妙に仕組まれた人生もある……
罪と罰、愛と狂気、光と影、善と悪、嘘と真実……
一分の隙もなく用意された企みに身も心も凍りつく。
仮面に隠された人間の素顔を暴き出す恐るべき一冊!
息を呑むこの凄み!読まねば必ずや後悔するだろう……
■岡本書店恵庭店 山口榛菜さん
不穏な香りがすごい……と思いつつ読みすすめましたが、予想を超えたまさかのラストに震えました(恐怖で)。
どうやったらこの結末を避けることができたのだろう、自分だったらどうするだろう。
考え始めたら夜も寝つけず(笑)もやもやと考え続けてしまいました。
■精文館書店豊明店 近藤綾子さん
友人の書店員が口を揃えて「面白い!」と言っていたのが、納得の1冊でした。
特に、ラストシーンが秀逸! 素敵で格好いい!
シーンが映像として目に浮かびました。(それも、スローモーション!)
一体、どうするのか!? 一体、どうなるのか!?
こんなに興奮したまま、小説を読み終えるのは、初めての体験でした!
先が気になって、気になって、読む手が止められない。最高です。
■あおい書店富士店 鈴木裕里さん
完全に騙されました!
やっぱり~ → えっ!? そうだよね~ → えっ?!! の繰り返し。
木瀬くんと私、どちらが心ぐらぐらになったのでしょうか……。
真実と真実ではなかったこと、残酷なのはどちらなのだろう。
衝撃のラストに言葉も正解も見つかりません。
読後いつまでも問いかけられている気がします。
ただひとつ言えるのは、また北見先輩と木瀬くんに会いたいということです。
■よむよむ坂戸入西店 阿部千鶴子さん
ゲラが届いてすぐに一気読み。面白かったです!!
超人的な推理力を発揮するのではなく、コツコツと調べ上げて、少しずつ真相に迫っていく感じがリアリティがあって。
木瀬くんがイヤミのないお育ちの良さを発揮していていいですねえ!
あのラストに悶絶しました!!
木瀬くんにはまた真実に翻弄されてほしい。ぜひシリーズ化して、またこのコンビが見たいです!
■未来屋書店高の原店 元尾和世さん
誰も殺されず、誰も死なない。人以外はでてこないのに、ただ、怖い。
ページをめくり、知ってしまうことが怖い。
正義があれば真実をあばいていいのか……。
この正しさは良薬なのか? 毒なのか?
ミステリーを越えたホラーだ。
■有隣堂藤沢店 佐伯敦子さん
面白かったです!!
ネタバレになるのでうかつには書けないですが
どうなる、どうなる、誰だ? と思っているうちに二転三転。
ラストは「おおっそうだったのか!」と驚愕。
たくさんの方に知ってもらえれば、織守ミステリーの面白さが広がっていくと思います。
■未来屋書店名取店 高橋あづささん
本当にびっくりしました。織守先生に騙されました。
新たなスーパーヒロイン誕生かといった冒頭ですが、そんな単純な勧善懲悪ものじゃなかったですね。
依頼の為に手段を問わない強い女性と正義と真実の間で揺れる青年、いいコンビになりそうだなぁと期待してしまいます。
まったく世の中は理不尽です。
ああ……本当に怖い。最後の選択はどっちだろうと読後もざわざわしたままでした。
ドキドキする素晴らしい作品に出会えて嬉しいです。
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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