■TSUTAYA中万々店 山中由貴さん
一気読み…。はぁ…。とにかく最後まで読んでくれとしか言えない。最後に思わず急いで本を閉じてしまう人もいるだろう、文末の空白を眺めて呆然とする人もいるだろう。
放り投げられたずっしりと重い玉が、今こっちに向かって落ちてきた。
■宮脇書店韮崎店 谷戸美奈さん
着々と堅実にミステリーが展開されていく安心感と、「いや、このまま全てが解決するのだろうか」という不安感がとまりませんでした。そして真実が明確に語られる手前、ゾワゾワしたものが身体中を駆け巡り、ラストに放心。真実と幻想を秤にかけるのは、あまりに難題でした。
ラストコワイ……。おもろい小説が堅実な展開で終わるわけなかった。つまり最高。
■未来屋書店宇品店 山道ゆう子さん
真実への扉を開き、何度も迷い、惑わされながら辿り着いた先はあまりにも衝撃的。
果てしない闇へ引きずり込まれる。自分ならどうするだろう……出口への扉を見つけることができるだろうか。
■明林堂書店 南宮崎店 河野邦広さん
これしかないエンディング。
法曹界を志す大学生・木瀬は北見探偵事務所を訪れ、中学の先輩でもある北見と共に、知人・真壁に送られた脅迫状事件の解決を試みるのだが……。
真面目で少し青臭い木瀬と頭脳明晰な北見のバディものともとらえられそうだが、事件自体は重いテーマが根底にあり引き込まれた。なかなか掴めない状況に焦れながらも、一つの手がかりで一気に真相に迫りゆく様子は急転直下ともいえよう。またその裏返り方も圧巻だったが、示される真実に背筋が寒くなった。
エンディング自体も決めつけずに読者に決めさせるような余韻は、著者自体も決めかねているのではないだろうか。
■ブックマルシェ津田沼店 正樂公恵さん
いやー、これぞまさに衝撃のラスト。
思っていた結末を二度三度ひっくり返された。
真実がわかるたびに「ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ……こわ……」と震え上がった。
面白かったー!オススメ!
■明林堂書店フジ西宇部店 田中由紀さん
それは本当に知りたかったことなのか、知らなければいけないことなのか? ラストに近づくにつれジレンマに陥いる。北見先輩と木瀬くんのコンビ続編アリか!?
■精文館書店中島新町店 久田かおりさん
「ゾッとする」という言葉を間違いなく体感できる。
前半からラストまでの「嫌な感じ」がとてつもなく健全に思えるこのラスト。どうよこのラスト。
タイトルの不穏さ、表紙のまがまがしさ、そして物語が開く悪意のドア、すべてにおいて完全無欠の「嫌な」一冊。
読み終わった後、自分がものすごく「健全な世界で生きる健康な人」と思える。
いや、もしかすると自分のすぐそばにも……気づかないだけかも……なんて考えだしたら夜も寝れやしない。
寝苦しい夜にぴったりの眠れない「毒」本。
■BOOKSえみたす ピアゴ植田店 清野里美さん
読み進めるうちに「もしかして?」と想像したけどまさかの事実に呆然。この真実、知るべきなのか、知らないままの方が幸せなのか。でもいつか知ってしまったらと想像すると脳内パニック状態です。このモヤモヤをどうしたらいいやら……考えてしまって今夜眠れそうにないです。この本のことがしばらく頭から離れそうにありません。
■うさぎや矢板店 山田恵理子さん
究極の選択ではないでしょうか。
いったいどうすれば??
ひゃー → ぎゃーとなる状況がラストに襲いかかる、ヤバすぎる、面白すぎる、すごく好きな作品です!
ゾクゾクの花束をどうぞ!!
■文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子さん
こんなに面白くてコワいなんて!
これは凄い!! 傑作です!
いったい何が幸せなのか。
すべて知る事が果たして幸せなのか否か……。
北見先輩の探偵としての有能さは素晴らしいですね。
ひっくり返っていくさまが本当にお見事!
してやられました!
■明林堂書店大分本店 多田由美子さん
スラスラと読み進められる文章にひっぱられ、次第に「そうなの?そうなの?」となり、ゾワゾワしながら読みました。
逃げ出したくなるようなラストに、逆に足がすくみ、なかなか閉じることが出来ませんでした。
■うさぎや自治医大店 江頭杏奈さん
知りたくなかった。
けれど、それが揺るがぬ真実だった時にどうすれば良いのか。
わからない。
誰の、どの幸せを選択すればいいのか・・・・・。
誰になら解決出来るのか、頼むから誰か教えて欲しい。
■文信堂書店長岡店 實山美穂さん
序章からインパクトが強烈な北見先輩というキャラクターでしたが、そのインパクトをしのぐ真相の恐怖……。怖っ!! 最後は叫びました。どちらが正解なんでしょうか。あー怖い。
■明屋書店厚狭店 小椋さつきさん
すっかり騙されました! 見破れませんでした!
そして最後……私だったらどうするだろう……何も言えないかもしれません。
でも、でっかい秘密を1人で抱えて生きていくのはしんどい……。
とてつもない究極の選択を、最後に投げかけてくれましたね…
織守先生ひどいです(笑)。
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