物価高と生活危機の問題がいよいよ深刻化し、庶民が立ち上がり始めたイギリス――。一方、円安が市民の生活を直撃するなかで、統一教会問題から国葬問題まで激震が走る日本。
スピノザ哲学から自由の根源的な意味を探究してきた國分功一郎さんと、『他者の靴を履く』でエンパシーによる新しい突破口を示したブレイディみかこさんが存分に語り合います。
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開催概要
日時・場所 | 2022年12月9日(金)19:10~20:20 |
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場所 | YouTubeライブ「本の話」チャンネル |
参加費 | 無料 |
主催 | 文藝春秋 |
問合せ | 文藝春秋プロモーション部 pr@bunshun.co.jp |
公式HP | https://www.bunshun.co.jp/100th/ |
講師
國分功一郎
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。専門は哲学・現代思想。著書に『スピノザの方法』、『暇と退屈の倫理学』(第2回紀伊國屋じんぶん大賞受賞)、『ドゥルーズの哲学原理』、『来るべき民主主義』、『近代政治哲学』、『中動態の世界』(第16回小林秀雄賞受賞)、『原子力時代における哲学』、『はじめてのスピノザ』『スピノザ』など。訳書に、ジャック・デリダ『マルクスと息子たち』、ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』など。
ブレイディみかこ
1965年、福岡県福岡市生まれ。96年から英国ブライトン在住。ライター、コラムニスト。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞、19年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞、毎日出版文化賞特別賞などを受賞。他の著書に『労働者階級の反乱』『女たちのテロル』『ワイルドサイドをほっつき歩け』『ブロークン・ブリテンに聞け』『両手にトカレフ』などがある。