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読者からの熱烈な要望によって実現した、西村賢太の未刊行小説集『蝙蝠か燕か』

読者からの熱烈な要望によって実現した、西村賢太の未刊行小説集『蝙蝠か燕か』

最後の作品を含む未刊行小説集

『蝙蝠か燕か』(西村賢太)

2022年2月5日に急逝した著者の、読者からの熱烈な要望によって実現した未刊行小説集。

完結した小説としては著者最後の作品となった表題作をはじめ、著者の本領たる藤澤清造“歿後弟子”としての覚悟を扱った3篇を収録。

北町貫多30歳、地元に残された藤澤清造資料の調査に本腰を入れるため、東京の自室とは別に七尾に部屋を借りる(「廻雪出航」)。貫多31歳、七尾の部屋に清造の書簡を飾るため額装を依頼したが、思ってもいない仕上がりになる(「黄ばんだ手蹟」)。死の前年、53歳の貫多の姿を描く。ここ数年の自身を振り返り、“歿後弟子”の責を全うすべく新たなスタートを誓う(「蝙蝠か燕か」)。

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発売ラインナップ (2023/1/29~2023/2/4)

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  • タイトル
    軽井沢 はじまりの森暮らし。
    著者名
    morinoie
    発売日
    2023/01/30
    作品紹介
    軽井沢の森の住民になるための55のストーリー
    軽井沢で「森暮らし」を叶えた人たちの家と人生についての物語を、軽井沢の四季と共に美しい写真と文章で紹介した森暮らしの入門書。
  • タイトル
    蝙蝠か燕か
    著者名
    西村賢太
    発売日
    2023/02/03
    作品紹介
    最後の作品を含む未刊行小説集
    2021年1月29日、北町貫多は芝公園の一隅に佇んでいた――22年2月に急逝した著者の、苛烈な“歿後弟子道”を記した三篇。
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