2023年になりましたね! 卯年です!
毎年恒例、Twitterの新年のご挨拶で使用する、晴れ着を着た十二支の動物の切り絵(貼り絵?)をウキウキしながら作りました。
下絵を描いた後、手持ちの和紙を見ながら「着物はどういう組み合わせにしようかな~」とあれこれ悩むのは至福の一時です。
以前は八咫烏シリーズの登場人物で作ることが多かったのですが、最近はあまり余裕がなくて、こういう時しか作らなくなってしまいましたね。豪華な衣装のお姫さまのイメージを形にするのが一番やり甲斐があったので、こうやって晴れ着を考えるのもすこぶる楽しいです。
でも来年は龍なんですよね。龍って着物着られるのかな……?
まあ、ぼちぼち考えようと思います。
それにしても、昨年はプロデビュー10周年ということで、これまでお世話になった皆様にしみじみ感謝する1年となりました。ここまで来られたのも、多くの方の助けがあってのことです。
私を支えて下さった関係各所の皆様、拙作を応援して下さった読者の皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。次の10年もそのまた先も、感謝の気持ちを忘れずに頑張って行こうと思います。
が、先のことよりもまずはこの一年をしっかり乗り切らなければなりませんね!
特にそうしようと計画したわけではないのですが、(本当にありがたいことに)何故か今年はやるべき仕事がいっぱいあります。
そして、昨年末に2023年は私の本厄だと気付いてしまいました。
うっかり満年齢で数えており、2022年時点で前厄になっていると分かっていなかったんですよね……。2022年は間違いなく良い年だったのでセーフだったとは思いつつ、ちゃんと厄除けしておくべきだったなぁと少々反省しました。さらに今年と来年はめちゃくちゃ忙しくなりそうなのに、ちょうど本厄と後厄に当たってしまいます。私は極度のビビリですので、新年早々、お寺さんで厄除けをして頂きました。
今は仕事部屋にお札をお祀りしているのですが、場所の都合上、ちょうど仕事机の真後ろからパソコンを叩く私を見張って頂くような形になってしまいました。色々な意味でお力添えを頂けそうな予感がしております。
厄年というのは、「絶対悪いことが起こるぞ!」ではなく、「気を付けて進もう!」という心持ちで迎えるのが正しいそうですね。身のまわりをしっかり整えて、周囲の方への感謝を忘れず、重々気を付けて一歩ずつ前に進んで行こうと思います。
皆々様、今年も何卒よろしくお願い申し上げます!
阿部智里(あべ・ちさと) 1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く著書「八咫烏シリーズ」は累計130万部を越える大ベストセラーに。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)ほかで漫画連載。19年『発現』(NHK出版)刊行。「八咫烏シリーズ」最新刊『追憶の烏』発売中。
【公式Twitter】 https://twitter.com/yatagarasu_abc
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