- 2014.09.24
- インタビュー・対談
芸能界のアテンド王・アンジャッシュ渡部建が語る、おいしい店との付き合い方
「本の話」編集部
『芸能界のアテンド王が教える 最強の店77軒』 (渡部建 著)
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#趣味・実用
TV番組の「美味しいお店を知っている芸能人」アンケートで第1位に輝き、今、最もグルメな男として知られる渡部建さん。意外にも、グルメ本の出版は初めて……という渡部さんに、出版までの経緯や食への想いを語っていただきました!
――テレビ番組で「グルメな芸能人」第1位に輝くなど、いまや芸能界を代表するグルメですね。
もともと食べることが好きでした。東京の店だけでなく、時間ができると「漁港部」と称して後輩を連れてあちこちの漁港に寿司を食べに行ったり。それが高じて、「旨い店がある」と聞くと、北海道でも九州でも行くようになりました。1日で5、6軒食べまくることもあります。近くに旨い店があるのを知ると、我慢できない。どうしても食べてみたくなるんですよ。まとまった休みが取れると海外の名店巡りもします。今年の夏はスペインとフランスで素晴らしい料理の数々を堪能しました。
とにかく、食べることを優先に予定を入れたがるので、マネージャーが苦労しているようですが(笑)。
――『最強の店77軒』は、渡部さんにとって初めての食の本ですね。
最初は食日記のようなつもりで『わたべ歩き』というブログを始め、日々食べたものをアップしていました。それを続けているうちに、「いろんな店知ってるんだな、どこかいい店ない?」と聞かれるようになり、それがどんどん広がって、様々な人から店を聞かれるようになりました。芸人、俳優、歌手、スポーツ選手……気がつけば、幅広いジャンルで食事をアテンドしていましたね。
芸能人からは「個室のある店を教えて」と聞かれることが多いのですが、同じ個室でも「家族を連れて行くから」「お忍びデートでね」「合コンなんだよ」など、それぞれ目的(?)が違うので、それに合う店を紹介しています。あるいは「夜中に1人でメシ食える旨い店ない?」などという要望もある。
皆さんの細かいリクエストを聞いているうちに、こうした実践的な目的に合わせて僕が好きな店を紹介したい、と思うようになり、今回、本にまとめました。すべて、僕が実践済みですから、説得力はあると思います(笑)。