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AIに小説が書けるのか? ──『#電書ハック』配信記念#3

AIに小説が書けるのか? ──『#電書ハック』配信記念#3

電子書籍の現在と未来を語る、IT系作家と現役電子書店員座談会


ジャンル : #小説

司会 いまの世の中は蛸壺化していて、すごくたくさんの数ではないけど、とても熱心なファンがついているエンターテインメントがいろいろありますね。

加藤 4、5万人でも東京ドームが満杯になるくらいの数ですからね。

松原嘉哉氏(honto)

松原 先日、名古屋のアイドルグループのボイメン(BOYS AND MEN)の写真集を丸善ジュンク堂とうち(honto)だけで販売したんですが、メチャクチャ売れました。名古屋の丸善で握手会をして、メンバーにお勧めの本を選書してもらったんですが、ファンの皆さんがTwitterでリツイートしてくれるんです。
メンバーの一人の辻本君が、三重県の渡鹿野島という島ぐるみで売春を生業としてきた売春島のルポルタージュをセレクトしてくれました。「すべての人に読んで欲しいわけじゃないですけど」というようなことを言っていたら、その本を書いた人が絡んできたりして、あまり宣伝ぽくないのがよかったのか、とても盛り上がりました。

矢部 宣伝臭がすると、途端に「ちょっと」と思う人がいっぱいいるんですよね。

司会 SNSの規模感というのもありますよね。あまりたくさんの人たちに届けるのは難しいけど、数万人くらいのレベルまでは頑張れば届くという。

松原 マイクロ・インフルエンサーと言うらしいですね。100万規模のフォロワーのいるインフルエンサーだと、フォローしている人は多いんですけど、あまり強い反応はないとのことです。

司会 そういうところを上手く狙っていくと、じつはけっこうな影響力が出てくるんですね。


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『#電書ハック』の購入は以下の電子書籍サイトから
【honto】
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【Reader Store】
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電子書籍
#電書ハック
柳井政和

発売日:2018年11月09日

プレゼント
  • 『赤毛のアン論』松本侑子・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/11/20~2024/11/28
    賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様

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