TSUTAYA 三軒茶屋店 豊田一弘さん
短編とは思えない程の緊張感と読みごたえ。そして、そこから浮かび上がる生と死。息を飲むかのようにピンと張り詰めた空気が伝わり、次々とページをめくっている自分がいました! 積年の恨みは、時間の成熟と共に新たな毒をも生み出すのか。そして終わらぬ“選択”の結末は。今日は倒叙ものの映像作品を見よう。古畑かコロンボか。いや、この選択こそ“毒”なのかもしれない! 笑
うさぎや 矢板店 山田恵理子さん
今までにない究極のじりじり心理戦ミステリー。当事者でないのに冷や汗が出るような、生きた心地がしない。モンスター級の緊迫感から、読後に解放された!!
未来屋書店 与野店 阿久津綾さん
意外にも独立短編集初めてだったのですね。一気に読み進み「あぁ貴志祐介だ!!」と唸ってしまいました。
未来屋書店 りんくう泉南店 新家かほりさん
親世代の話と、その子供世代の話が交互に展開されますが、死ぬかもしれない選択を迫られている状況が全く同じで、自分もどちらが正解なんだろうかと考えながら緊張感を持って読み進めました。追いつめられた状況で必死に考える姿が意外と冷静でかえってリアルだなと思いました。短編ですが終始緊張感を感じる面白い展開で満足感がありました。
岩瀬書店 富久山店 吉田彩乃さん
まるで自分が四方を囲まれた入口も出口もない部屋にでもいるような感覚になってしまいました。読み終わるまで呼吸が上手く出来なかったです。息苦しい感覚に襲われながらもページをめくる手を止める事は出来なかったです。
ブックスキヨスク 尼崎店 奥田勝さん
貴志祐介先生の作品を読む快感は、きっと説明するまでもないことでしょう。私の場合は『黒い家』で徹夜し、『天使の囀り』で度肝を抜かれ、『新世界より』で頭がクラクラし、『悪の教典』で、この人に限界はないのではないかと怖くなり、ひれ伏すだけです。
喜久屋書店 帯広店 磯野あかねさん
読みごたえ充分の「罪人の選択」でした!! 人生は折々に選択の連続ですが……究極の選択に手に汗をにぎってしまいました。(他人のだから手に汗をにぎる程度だった?!)防空壕の光と暗がり、生き方の明と暗、毒入りと無毒、本当に人生は選択の連続。どう生きるか? とシンプルにうったえる短編名作!!
文教堂キャップ書店 河内長野店 樽野さん
提示されるヒントはとても正直で誠実と言ってよく、直に受け取れば確実に正解できるはず。けれど……まさに罪人ゆえの選択。ぞくぞくします。
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。