- 2020.06.19
- インタビュー・対談
ラジオで聴く名作「妹背山婦女庭訓」を巡る物語。その魅力を女優・竹下景子が語る!
大島真寿美の直木賞受賞作『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』がラジオドラマ化
ジャンル :
#歴史・時代小説
江戸時代の浄瑠璃作者・近松半二の生涯と、今なお上演され続ける名作「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」の創作過程を描いた、大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(文藝春秋)。第161回直木賞を射止めた本作が、ラジオドラマ「新日曜名作座」(NHKラジオ第1、毎週日曜夜7時20分から)で、2020年6月21日から全6回放送される。
演出を手掛けたNHKの真銅健嗣ディレクターは、「『新日曜名作座』というのは、森繁久彌さんと加藤道子さんの名コンビによる『日曜名作座』から、西田敏行さんと竹下景子さんのコンビに引き継がれて、60年を超える人気番組です。常に古今東西の名作をご紹介するというコンセプトで様々な作品をオンエアしてきましたが、『渦』という作品は直木賞を受賞した現代の名作であると同時に、『妹背山婦女庭訓』という江戸時代の名作を、現代に改めて蘇らせている。その点でも、まさに『古今東西』を体現する素晴らしい作品だと思いました」と語る。
出演者の竹下景子さんは、以前から自他ともに認める文楽ファンでもある。放送を控えたラジオドラマ『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』の魅力を伺った。
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