![作家の羽休み――「第15回:コロナ禍の刊行記念イベント」](https://b-bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/b/0/1500wm/img_b0aad69d732b66a850cefa5b34713dc5109022.jpg)
コロナのせいで対面型のイベントが開催困難な中、こうした形で交流が叶ったのは本当に喜ばしいことです。
先日、一足先にゲラを読んで下さった書店員の皆さんと、3日にわけてZoom懇親会を行いました。最初は機器の不具合で音が聞こえなかったり、カメラとディスプレイの距離が遠すぎてチャットの内容が読めなかったり、それを受けてテンパった私がおもむろに今推しているアイドルの可愛さについて力説し始めたりしてしまったのですが、文藝春秋の皆さんが試行錯誤して下さり、トラブルも徐々に改善し、私も「なるほど、こんな感じなのね。よく分かった!」(何も分かっていない)と要領をつかみ(?)、少なくとも私にとっては大変楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。
これまで物理的な理由でお会い出来なかった全国各地の皆さんと言葉を交わせたのが本当に嬉しく、ああ、こういった形であるからこそ出来ることもあるのだな、としみじみ感じ入りました。
![](/mwimgs/2/b/1000wm/img_2bb1769b276a448bf23c6f22898bc207330987.jpg)
テレワークの打ち合わせでも思ったことですが、コロナ禍で得た経験値をその時だけのものとするのではなく、今後の財産として存分に活用していきたいものですね。
とにかく、まずは9月26日、27日のオンラインイベントを成功させなければいけません。ちょっとでも楽しんで頂けるよう頑張りますので、ご参加頂ける皆さま、何卒よろしくお願いいたします!
![](/mwimgs/e/8/1000wm/img_e8aba1d43766c3844f95d9bf6090026731098.jpg)
阿部智里(あべ・ちさと) 1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く著書「八咫烏シリーズ」は累計130万部を越える大ベストセラーに。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)ほかで漫画連載。19年『発現』(NHK出版)刊行。現在は「八咫烏シリーズ」第2部『楽園の烏』を執筆中。
公式Twitter
https://twitter.com/yatagarasu_abc
-
『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/7/9~2024/7/16 賞品 『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。