高校生直木賞実行委員会は、第163回・第164回直木賞候補11作品より、以下の5作品を第8回高校生直木賞候補作と決定しました。
伊吹 有喜 『雲を紡ぐ』(文藝春秋)
伊与原 新 『八月の銀の雪』(新潮社)
加藤 シゲアキ 『オルタネート』(新潮社)
西條 奈加 『心(うら)淋し川』(集英社)
馳 星周 『少年と犬』(文藝春秋)
高校生直木賞とは全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。昨年は大島真寿美さんの『渦』、一昨年は森見登美彦さんの『熱帯』が受賞しましたが、高校生らしい着眼点と瑞々しいセンスに溢れる討論は、毎回白熱し、数時間に及んできました。
本年の高校生直木賞には全国から31校が出場、選考会は5月30日にオンラインで行われ、詳細は「オール讀物」7月号(6月22日発売号)で発表の予定です。
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