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孤高の中年画家が抱える苦悶と愉悦が行間から匂い立つ、濃密な十八篇がここに。北方謙三『黄昏のために』ほか

孤高の中年画家が抱える苦悶と愉悦が行間から匂い立つ、濃密な十八篇がここに。北方謙三『黄昏のために』ほか

描くことは、生きること。一人の画家の“生”を描き出す魂の小説集

『黄昏のために』北方謙三

ハードボイルド小説から『三国志』、「大水滸」シリーズなど、その偉業は原稿用紙を重ねると3人分の背丈になる(本人談)という言わずもがなの巨匠・北方謙三さん。

昨年、超大作『チンギス紀』を完走されましたが、実は、歴史大長篇の傍らで「原稿用紙15枚ぴったり」の掌篇を書き継いでいました。

2017年の不定期連載開始から足掛け7年。ついに一冊の本に結実しました。

タイトルは、『黄昏のために』。

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発売ラインナップ (2024/6/9~2024/6/15)

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  • タイトル
    谷から来た女
    著者名
    桜木紫乃
    発売日
    2024/06/10
    作品紹介
    気高く生きる女と出会ったとき、なぜか胸が痛くなる
    アイヌの出自を持ち、独自のスタイルで地位を確立したアーティスト・ミワ。彼女との出会いが人に与えるものは。切ない連作短編集。
  • タイトル
    黄昏のために
    著者名
    北方謙三
    発売日
    2024/06/10
    作品紹介
    描くことは、生きること。一人の画家の“生”を描き出す魂の小説集
    巨匠が歴史長篇と並行して「原稿用紙15枚」で書き継いできた掌篇たち。中年画家の苦悶と愉悦が行間から匂い立つ濃密な18篇。
  • タイトル
    日本蒙昧前史 第二部
    著者名
    磯﨑憲一郎
    発売日
    2024/06/11
    作品紹介
    著者渾身の叙事的長篇、待望の第二弾
    第56回谷崎潤一郎賞受賞の前作から4年。パンダ来日、俳優同士の大恋愛、石油危機……特異な語りで再び「あの時代」を描き出す。
  • タイトル
    ACT!
    著者名
    原田眞人
    発売日
    2024/06/11
    作品紹介
    「演技」とは何か? 「人生」とは何か?
    役所広司さん推薦! ニューヨークの演劇学校を舞台に、『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』の巨匠監督が描く青春物語。
  • タイトル
    反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論
    著者名
    朱益鍾
    発売日
    2024/06/12
    作品紹介
    「慰安婦神話」を実証的に論破する!
    「強制連行され性奴隷にされた少女たち」という慰安婦像を膨大な資料を駆使して打ち崩す。韓国の学者による慰安婦研究の決定版。
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