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『音叉』祝文庫化! 小説家・髙見澤俊彦に25の質問

『音叉』祝文庫化! 小説家・髙見澤俊彦に25の質問

髙見澤俊彦

出典 : #オール讀物
ジャンル : #エンタメ・ミステリ

 

『音叉』(髙見澤俊彦 著)

Q1 執筆を終えて、今のお気持ちは?

難問の数式を時間をかけて解いた爽快感に近い。脱力感はなかった。

 

Q2 『音叉』を書く前にいくつか小説の構想があったそうですが、どんな内容?

一つはラブストーリー。一つはサスペンス的なもの……もう一つは歴史小説的なもの。

 

Q3 なぜ、1970年代を小説の舞台にしたのですか?

ネットがない時代の青春群像を、当時のロックと共に描いてみたかったから。

 

Q4 執筆の場所は?

新幹線、移動の車の中、ツアー先のホテル、楽屋……etc. ……つまり、そこら中。

 

Q5 作中にコードが出てきますが、ギターを実際に鳴らしたりしましたか?

ギターは弾きません。あくまでも頭の中で鳴っているイメージで。

 

Q6 他の本を読んでいても、コードやメロディが頭の中に聞こえてきますか?

知っている曲のタイトルが出て来ると、聞こえる時があります。

 

Q7 執筆のお伴や、気分転換は?

コーヒー。ペリエ。気分転換はパソコンで海外TVドラマ。時々スマホゲーム。

 

Q8 一日に、原稿用紙何枚くらい執筆していましたか?

一気に書くときもあるし、全然書かないときもあるし……平均値は不明です。

 

Q9 タイトルの意味は?

共鳴という意味を込めて、人と人が密だったネットがない時代の象徴として。

 

Q10 主人公の雅彦に一言アドバイスをあげるとしたら?

しっかりせい!

 

Q11 『音叉』の中で一番好きな女の子は誰?

決められない。男にとって女性は永遠の不思議です。

 

Q12 筆が止まることはありましたか? 書きづらかったシーンは?

意外に演奏シーン……自分で弾いた方が早いので。

 

Q13 初めて読んだ思い出の本は?

芥川龍之介『蜘蛛の糸』。以来、蜘蛛は殺せなくなったかも……。

 

Q14 思春期(中高生)の読書の思い出は?

兄の本棚にあった『戦争と平和』。単行本で上中下だったと思う。小学生の頃から気になっていて、中学で意を決して読み始めたらあまりの登場人物の多さに辟易。ロシアの人名が覚えられず……何度か挫折したあげくに完読。疲労感だけが残った。

 

Q15 今まで読んだ本の中で、印象に残っているフレーズがあれば。

『異邦人』で主人公のムルソーが殺人の動機を「太陽が眩しかったから」という台詞。

 

Q16 子供の頃の将来の夢は? 小説家にはなりたかった?

子供の頃、将来の夢なんてなかった。もちろん小説家は無理と諦めていました。

 

Q17 今、人にお勧めしたい本は?

『音叉』です。

 

Q18 最近読んで面白かった本、マンガは?

『ドラキュラ紀元一八八八』(小説)、『ヴェルサイユ宮殿』(写真集)。

 

Q19 締め切りは厳しかった?

厳しいというより痺れた。

 

Q20 小説を書いて、歌詞の書き方が変わったりしましたか?

歌詞を書くのが新鮮に感じています。

 

Q21 作曲と執筆に共通点はある? 使う頭の筋肉は違いますか?

曲はイントロがあってAメロがあり、Bメロがあってサビがある。小説も起承転結なので共通点はありますが、使う頭の筋肉は違います。

 

Q22 チームのTHE ALFEEと、個人の髙見澤俊彦。創作の面白さの違いは?

バンドは調和という名のチームワークのハーモニー。小説は想像と創造の個人的脳トレ。

 

Q23 桜井賢さん、坂崎幸之助さんには読んでほしいですか?

是非! 半ば強引に渡します。

 

Q24 スピンオフの主人公にあの人物を選んだのはなぜ?

影の存在に光をあててみたかった。

 

Q25 ずばり、次回作の予定は?

頭の中でテーマはボンヤリ浮かんでいます……。


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