監視カメラつきの勉強部屋、秘書の体罰、中学受験に失敗して後継者失格に。教祖の長男として生まれながら外界に生きる道を選んだ青年がすべてを告白した。
私の人生で最初の記憶は、東京・練馬区の武蔵関に住んでいた2歳か3歳の頃。近くの武蔵関公園に大きな池があって、その周りを父の秘書と散歩していた光景です。防災行政無線で夕方5時にチャイムが鳴るのを合図に、家へ帰っていました。
どの秘書の方だったかは、記憶にありません。トータルで20~30人替わっていますから、よく覚えていないのです。しかし最も古い記憶の中で、隣りにいるのが父でも母でもなく、秘書の女性なのは間違いありません。
世の中広しといえど、宗教の教祖の家に生まれた人や、家の中に“神様”がいる環境で育った人は、ほとんどいないと思います。
私は1989(平成元)年2月24日 、宗教法人「幸福の科学」の創始者兼総裁・大川隆法の長男として生まれました。妹と弟が2人ずついます。咲也加、真輝、裕太、愛理沙という順です。母のきょう子さんは父と離婚して、教団から追放されました。
父・隆法は教祖であると同時に、人類救済の大いなる使命をもつ地球至高神「エル・カンターレ」でもあって、信者さんにとっては信仰の対象です。
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