それでもいいからお布施をしたいと思うなら、信者さんの自由です。けれども、現実は知っておいてほしいと思います。
幸福の科学は、幸福実現党という政党を立ち上げて、国会や地方議会の選挙に候補者を立てています。幸福の科学の信者数は、公称1100万人です。子どもの人数を引いても1000万人近い有権者がいるはずですから、今頃は幸福実現党から総理大臣が出ていてもおかしくありません。しかし現実には、一人の国会議員さえ当選させることができません。
隆法は「自分の理想の政治を実現したい」と、30年ほど前の講演会から口にしていました。具体的に言えば、総理大臣になりたい。日本のドナルド・トランプになりたいのです。
夢を持つのはいいことです。けれども、選挙のたびに得票数を突き付けられれば、「ああ、これが現実か」と悟って諦めるのが普通でしょう。なのに隆法は、そうはしません。そして、「総裁先生、政治はもう止めましょう」と諫める人は、隆法によってたちまち左遷されてしまうのが、幸福の科学という教団です。
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