さて、原作のほうもそろそろ『楽園の烏』と文庫『烏百花 蛍の章』が各書店さんに並び始めた頃でしょうか？　内容に関しては「誤字脱字があったら本当に面目ない」以外に私から言うことは何もないのですが、イラストレーターの名司生（なつき）さんによる装画が本当にすばらしいので、皆さんにも是非一度手に取ってご覧頂きたいですね！

　そして新刊発売を記念してTwitterプレゼントキャンペーンを行います！　しかも今回は、まさかのARの企画です。詳しくは特設ページでご確認頂きたいのですが、アプリをインストールして『楽園の烏』の表紙をスキャンして頂くと、なんと皆さんのお手元に雪哉が舞い降ります！　この雪哉は名司生さんに描き下ろして頂いたのですが、『烏は主を選ばない』当時の浅葱の短袍姿の雪哉をお願いしました。めちゃくちゃかわいいこの子の中身がアレかと思うとちょっと笑えますね。私もさっそくやってみました！ 

　いや、本当はこれをこうして、と細かく説明をするつもりだったのですが、めちゃくちゃ簡単でしたね……。アプリをインストールして本にカメラを向けたらもう出来ました。あとは指で雪哉の場所や大きさを調整するだけで写真が撮れます。違う雪哉を召喚したい場合は横にスワイプすれば色々出てきますので！

　皆さんの生活圏に紛れ込んだ雪哉の写真を、どうか「#雪哉といっしょ」をつけてTwitterで見せて下さい！　キャンペーンにご参加頂いた方の中から抽選で100名の方に、八咫烏シリーズ特製ポストカードをプレゼントいたします！　こちらのポストカード、八咫烏シリーズ第1部の新カバーと文庫版『烏百花』、『楽園の烏』、新メインビジュアルの計9枚がワンセットになっております。名司生さんの素晴らしい絵を、シリーズの新装幀も手掛けられたデザイナーの野中深雪さんが絵葉書の形にデザインして下さったものです。めちゃくちゃ素敵なので、是非ふるってご応募頂ければ幸いです！

阿部智里（あべ・ちさと）　1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く著書「八咫烏シリーズ」は累計130万部を越える大ベストセラーに。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB＆アプリ「コミックDAYS」（講談社）ほかで漫画連載。19年『発現』（NHK出版）刊行。現在は「八咫烏シリーズ」第2部『楽園の烏』を執筆中。

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