実は、少し前にご紹介したAR「#雪哉といっしょ」は、名司生さんがこちらの依頼とは関係なくTwitterに雪哉の絵をアップして下さったことがきっかけで作られたものなのです。文春の人がTwitterを見て「これってARになりそうな絵だよね!」「いや、マジで出来るんじゃない……?」と思いつき実現化したので、名司生さんがあの雪哉を描いて下さらなかったら生まれていなかった企画かもしれません。
『楽園の烏』や第1部の続き絵の没案も、いつか何らかの形で活用させて頂けないかなぁなどと思うのですが、名司生さんがどんどん新しく素晴らしいアイデアを出して下さるので、絶対にここでしか見られないスケッチもあるはずです。
名司生さんの個展「こもれびのまなざし」は、東京では今月30日までトーキョーピクセルショップ&ギャラリー(https://tokyopixel.shopinfo.jp/pages/2495761/page_201602191132)にて、大阪では12月4日から8日まで、アートショップ&ギャラリー ART HOUSE (https://art-house.info/aboutus/)にて開催予定です。
東京ではもう残りわずかな日数になってしまいましたが、名司生さんの豊かな世界を味わう絶好の機会です。状況が状況なので、もちろん動画で雰囲気を味わうのも一つの手ですが、気になった方は無理のない範囲で、是非見にいらして下さい!
阿部智里(あべ・ちさと) 1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く著書「八咫烏シリーズ」は累計130万部を越える大ベストセラーに。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)ほかで漫画連載。19年『発現』(NHK出版)刊行。現在は「八咫烏シリーズ」第2部『楽園の烏』を執筆中。
公式Twitter
https://twitter.com/yatagarasu_abc
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