第166回直木賞を受賞された米澤穂信さん。「本の話」ではロングインタビューや、その作品についても多く語っていただいています。今回の受賞を記念して、これまで公開されたインタビューなどをまとめました。
■直木賞候補作家インタビュー「戦国のドラマと謎解きは両立するか」――米澤穂信
著者初の戦国歴史小説でありながら本格ミステリでもあるという、挑戦的な力作『黒牢城(こくろうじょう)』。時は、本能寺の変を四年後に控える天正6年。毛利攻めの最中、突如として信長に叛逆し、有岡城にたて籠った戦国の梟雄(きょうゆう)、荒木村重が主人公だ。
■ミステリーの美学は読者が解けるように書くことだと思っています。――米澤穂信
米澤穂信「作家の書き出し」全文公開
『Iの悲劇』(文藝春秋)の刊行時に行われた、瀧井朝世さんによるスペシャル・ロングインタビュー。
・前篇はこちら
・後篇はこちら
■年末年始にオススメの傑作ミステリー! トラブル頻発の“消滅危機集落”に隠された秘密とは――米澤穂信『Iの悲劇』
2019年「週刊文春ミステリーベスト10」で第4位に選ばれた米澤穂信さんの『Iの悲劇』は、“誰もいなくなった”山あいの無人集落・簑石(みのいし)を舞台に、Iターン誘致にとりくむ地方公務員の奮闘を描いたミステリー。創作の背景を米澤さんに聞いた。
・記事はこちら
■作家デビュー20周年、米澤穂信が選ぶ“ベスト・オブ・ベスト”は…? ミステリ愛に満ちあふれた「読書案内」
デビュー20周年を迎えた2021年は、荒木村重と黒田官兵衛をダブル主人公に据え、大胆に歴史上の謎に切り込んだ『黒牢城』を刊行。そして最新刊の読書エッセイ集『米澤屋書店』(文藝春秋)はミステリファンが存分に楽しめるのはもちろん、もっとミステリを読みたいと思う読者にとって羅針盤のような一冊です。
・記事はこちら
こちらもおすすめ