作品紹介

「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」――かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、次々と災いの連鎖が起きていくなかで、アイシャは、仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのだが……。
 オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。

圧倒的な世界観と文章で我々に迫る物語は完結へ。

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目次
第四章 オゴダの秘密(承前)
 七、海風の中のオアレ稲
 八、オロキの報告
 九、ギラム島の事情
 十、ポコの香り
 十一、発覚
 十二、疑念
 十三、クリナ
 十四、稲の呼び声
 十五、マシュウと藩王母
 十六、マシュウの提案

第五章 飢えの雲   
 一、鳩便
 二、祈りの岸辺
 三、襲来
 四、飢えの雲
 五、拡大
 六、オアレの刻印
 七、アリキ師
 八、一筋の光
 九、飛行限界
 十、変化

第六章 香君
 一、御前会議
 二、発言
 三、未来の想定
 四、イールの密命
 五、オリエの思い
 六、幻想
 七、毒
 八、香君令
 九、香君の力
 十、ふたりの香君
 十一、アイシャ=ケルアーン
 十二、パリシャはもういない
 十三、一本の木

終章 香君の道

著者

上橋 菜穂子

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