猿との大戦後、正式に即位した金烏・奈月彦。山内の存続のため、大貴族四家に協力を請いつつ、娘の紫苑の宮を自らの跡継ぎとするべく動き始める。下界への留学を控えた雪哉は
、美しい夜桜の下で紫苑の宮としばしの別れを惜しむのだった。滅びゆく山内の、新しい時代が始まろうとしていた――外界で忙しい日々を送る雪哉にある日、信じがたい一報が。
『楽園の烏』に至る20年間になにがあったのか?戦慄の真実がいま明かされる。
シリーズ最大の衝撃作!
1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入。外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数え、累計200万部を突破した。24年、第9回吉川英治文庫賞を「八咫烏シリーズ」で受賞。4月からNHKアニメ「烏は主を選ばない」が放送。ほかの作品に『発現』など。
アニメ化も発表され話題の『八咫烏シリーズ』。『八咫烏シリーズ』はオーディオブックでもお楽しみいただけます。朗読は疋田涼子さんです。
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第9回吉川英治文庫賞に選ばれた阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」。実は全12冊のうちすでに11冊がオーディオブックでも愉しめます。著者の阿部さんに本と音にまつわる素敵な話を伺いました!
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