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第100回 オール讀物新人賞への道 応募者に知って欲しい「必読! 21のQ&A」

第100回 オール讀物新人賞への道 応募者に知って欲しい「必読! 21のQ&A」

文:オール讀物編集部

藤沢周平氏(1971年受賞)

Q Web応募と郵送、どちらが一般的でしょうか。

是非、使える方はWeb応募をお願いいたします!
ちなみにWeb応募は2年前から導入しました。

>>応募ページはこちら

中には、テキストデータで書いているのに、わざわざ郵送して下さる方がいますが、そういう方は是非ともWeb応募をご利用ください。少ない編集部員でつくっておりますので、そうしていただけますと整理が大変助かるのです。これはもう、お願いですね。

なかには手書きの原稿を郵送される方もいらっしゃいます。
もちろん手書きであっても、下読みできちんと読みますし、Web応募と郵送で差をつけるということはありません。ただ手書きの応募者が少数になっているのは事実です。

ちなみに、昨年の最終候補6作品はすべてWebの応募フォームを利用しています。

Q ワープロ、パソコンで書いて応募する場合、体裁に決まりはありますか。

必ず、1行40文字×30行 で制作してください。
原稿用紙のフォーマットを使われる方もいらっしゃいますが、かえって読みにくいので、上記の体裁を守ってください。

最近は横書きで小説を書かれる方も多いと思いますが、この新人賞の発表媒体は『オール讀物』ですから、縦書きの体裁に直して応募してください。

Q 書いた枚数は多いほうが受賞しやすい、などということはあるのでしょうか。

多ければ良い、少ないから駄目、ということはありません。
内容に応じて枚数を推敲してください。
むしろ、受賞作であっても、削れば削るほどクオリティが上がる作品があります。いったん書き上げた後は、膨らませるよりも削る方向で推敲されることをおすすめします。

たまに「~シリーズ」の(1)(2)(3)……と”シリーズもの”を複数応募される方がいらっしゃいます。それで話が完結していればまだいいのですが、「続きは次作!」では困ります。”単体で”読めるものでなければこちらも評価できないのは、ご理解ください。

トロフィーには受賞者の名前が。第一回は南條範夫氏
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