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第100回 オール讀物新人賞への道 応募者に知って欲しい「必読! 21のQ&A」

第100回 オール讀物新人賞への道 応募者に知って欲しい「必読! 21のQ&A」

文:オール讀物編集部

奥山景布子(2007年受賞)にトロフィーを渡す文藝編集局長(当時)

Q 新人賞を受賞した後、次に書いた作品はすぐに雑誌に載ることができるのですか。

1年以内に1作品を目標に、とお伝えしています。たとえばその目標を着実にクリアして、雑誌掲載された短篇が一冊になった佐藤巖太郎さんの『会津執権の栄誉』のような場合もあれば、表題作品以外はほぼ書きおろしで『宇喜多の捨て嫁』を上梓された木下昌輝さんは、半年後に書きおろしで『人魚の肉』も刊行。あっという間にご活躍の場を広げていきました。とにかく「次の作品を」どんどん書いていってほしいと思います。

木下昌輝氏(2012年受賞)

Q 他の文学新人賞ではなく、「オール讀物新人賞」を受賞することの良さはありますか。

エンタメの短篇というのは、実は書くのに非常に「技術」がいるものです。受賞後もそれを担当編集者と磨いていける機会は、現在、出版社主催の短篇の賞が少なくなっている中、貴重だと思います。

Q 最終選考の雰囲気はどんな感じですか。作家同士が激論を交わすのでしょうか。

選考委員の先生方は、非常に真摯に新人を送り出すことを考えてくれています。それぞれの小説観もあり、数時間にわたって議論を重ねた末、受賞作品が決まります。その後も次の作品を気にしてくれる方もいる。デビュー後には、心強い応援団になることもありえます。

Q オール讀物新人賞を獲ったら人生変わりますか。

変えられるかは受賞者次第です。

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