混とんとした時代の先を読むために、文春文庫ノンフィクション・セレクション
(フェアは一部店舗で開催中です)
3月の新刊より
『反日種族主義 日韓危機の根源』 (李 栄薫)
本書は日韓関係の悪化を憂慮する韓国の研究者らが自らの良心に従い、慰安婦や竹島等の問題を実証的に検証した憂国の書です。
「日本の警察が朝鮮の農民を即決銃殺刑にした」「少女を慰安婦にするため強制連行した」等、歴史の「嘘」がいかにして事実として固定化されてきたのかがよくわかり、驚かされること必定。
ぜひお手にとってみてください!(担当MS)
『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上・下』(ウォルター・アイザックソン [訳]土方 奈美)
アップル創業者のスティーブ・ジョブズが亡くなった直後、彼の評伝『スティーブ・ジョブズ』が世界的ベストセラーになったことを覚えている人は多いと思います。
著者は、「天才」や「イノベーター」の評伝を書かせれば世界で右に出る者はいないウォルター・アイザックソン。
そんな彼が今回挑んだのは、「ルネサンスの万能人」レオナルド・ダ・ヴィンチです。
ダ・ヴィンチが残した自筆ノート7,200枚を全て読み込み徹底的に分析、最新の科学分析の知見も総動員し、人類初の「イノベーター」としての新たなダ・ヴィンチ像を描く渾身の一作です。
ダ・ヴィンチを知るにはこれ1冊で必要十分という、決定版としておすすめです。(担当KN)
『いわしバターを自分で』(平松 洋子 画・下田 昌克)
「いわしバター、白ワインと最高だった!」「ほや飯って家で作れるの?」「パセリカレーが気になる。帰りにパセリ買わなきゃ」……本書を読んだ周囲の声です。コロナが変えてしまった世の中でも、人の信頼と味を守る工夫をみつめ、「食べる現場」に立ち続ける平松さんの軽やかな文章には、人を立ち上がらせるパワーがあるのです! いわしバターもパセリカレーも制覇した(ほんとに美味しい!)私が次に狙うのは、平松さんが狼狽したという「極道すきやき」です。(担当YY)
ほか
文春文庫 「人間を知る ノンフィクション&エッセイ」フェア対象本
『風と共にゆとりぬ』
『日本史の探偵手帳』
『日本の血脈』
『ひとりの午後に』
『生き上手死に上手』
『考えるヒント〈新装版〉』
『危機の宰相』
『我が老後』
『コルシア書店の仲間たち』
『臨死体験 上』
『臨死体験 下』
『未来の働き方を考えよう』
『勉強の哲学』
『名画の謎 ギリシャ神話篇』
『聯合艦隊司令長官山本五十六』
『私の國語敎室』
『君がいない夜のごはん』
『そして生活はつづく』
『今日も怒ってしまいました』
『行動学入門』
『霊長類ヒト科動物図鑑 新装版』
『地球のはぐれ方』
『きれいなシワの作り方』
『生涯投資家』
『ディック・ブルーナ』
『俳優のノート〈新装版〉』
『完本 1976年のアントニオ猪木』
『中国化する日本 増補版』
『錯覚の科学』
『もの食う話〈新装版〉』
『いわしバターを自分で』
『反日種族主義 日韓危機の根源』
『納棺夫日記 増補改訂版』
『新解さんの謎』
『ちいさな城下町』
『世界を変えた10人の女性』
『極北に駆ける〈新装版〉』
『上野千鶴子のサバイバル語録』
『ジーノの家』
『連続殺人犯』
『とめられなかった戦争』
『あんこの本』
『テロルの決算〈新装版〉』
『老い力』
『お母さんの「敏感期」』
『快楽主義の哲学』
『天才の栄光と挫折』
『魔法のことば』
『働く男』
『刑務所なう。 完全版』
『昭和史発掘〈新装版〉1』
『思考のレッスン』
『中国古典の言行録』
『人生エロエロ』
『女の人差し指〈新装版〉』
『ラオスにいったい何があるというんですか?』
『いとしいたべもの』
『「常識」の研究〈新装版〉』
『関東大震災〈新装版〉』
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞』
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