春、あらたな生活の始まりに、お気に入りの一冊を! 心揺さぶられる感動本、共感を呼ぶエッセイ、一度は読みたい名作、末永く愛されるベストセラー、今こそ読むべき名著など、選りすぐりのラインナップをご用意いたしました。
「心にも栄養を」 人生が豊かになる読書体験をお楽しみください。
4月新刊より
濱嘉之 片野坂彰シリーズ『群狼の海域』
ロシアによるウクライナ侵攻が連日大きなニュースとなっています。
そんな中、今作では我らが警視庁公安部の片野坂彰率いる特別捜査チームが、ロシア―中国連合に対する日本の防衛線、特に日本海の守備について危機感を募らせます。
ロシアと中国が連携して日本に襲い掛かってくる時、現実に何が起きるのか? その時日本ができることは何か?
「リアルすぎる公安小説」面目躍如の“現在”と“未来”を捉えた渾身の一作です。(担当KN)
荻原浩 『楽園の真下』
虫が苦手な人、多いですよね。小さな虫が自分の首筋を這う――そんな様子を想像するだけで鳥肌立ってきます。では、その虫がもし巨大化したら? そして自分に襲いかかってきたら? そんな悪夢をリアルに描いたのがこの作品です。
荻原浩さんといえば『明日の記憶』『神様からひと言』『海の見える理髪店』などハートウォーミングな作品、ユーモアあふれる筆致で人気ですが、サスペンスフルな『楽園の真下』では、それとはまったく異なる、「もう一人の荻原浩」が楽しめます。
巨大カマキリが人を襲うといっても、荒唐無稽な話ではありません。科学的知識に裏付けられた描写を読み進めるうち、この悪夢は「あるかもしれない」と感じられてきます。
巨大カマキリに人間はどう立ち向かうのか。果たして最後に生き残るのは――。ページを繰る手が止まらない、前代未聞のノンストップ・カマキリ・ホラーです。(担当KY)
文春文庫 「春の太鼓判フェア」対象本
『羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇』
『シャイロックの子供たち』
『リピート』
『ミッドナイト・バス』
『死体は語る』
『葉桜の季節に君を想うということ』
『楽園の真下』
『イン・ザ・プール』
『私の釣魚大全』
『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』
『沈黙のひと』
『冥途のお客』
『また次の春へ』
『以下、無用のことながら』
『強運の持ち主』
『帳簿の世界史』
『花の百名山 〈新装版〉』
『刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄』
『斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇』
『太陽の坐る場所』
『ききがたり ときをためる暮らし』
『岬』
『清貧の思想』
『ダイヤモンドダスト』
『山が見ていた〈新装版〉』
『色の秘密 色彩学入門』
『警視庁公安部・片野坂彰 群狼の海域』
『最終便に間に合えば 〈新装版〉』
『太陽の棘』
『秘密』
『ある男』
『忙しい日でも、おなかは空く。』
『誰か Somebody』
『女のいない男たち』
『花酔ひ』
『風に舞いあがるビニールシート』
『赤毛のアン』
『風味絶佳』
『横道世之介』
『デッドエンドの思い出』
『打ちのめされるようなすごい本』
『悲しみの秘義』
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『リーダーの言葉力』文藝春秋・編
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