
- 2025.03.04
- イベント
<オンライン講座>オール讀物新人賞への道 ―歴史時代小説書き方講座2025―
「オール讀物」編集部
新人賞応募者が押さえておくべき20のチェックポイントを徹底解説
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
,#歴史・時代小説
2025年も募集を開始した「オール讀物新人賞」(2025年6月20日締切)。歴史時代小説ジャンルに特化した登竜門として話題の賞に、応募するにあたって最低限知っておくべき注意事項、受賞に近づくヒントについて、「オール讀物」編集長がQ&A形式で解説するオンライン講座を開催します(約48分)。
具体的な解説内容を一部紹介しますと、
◎「歴史時代小説」の定義とは
◎「未発表作品」の定義とは
◎応募の書式で特に注意すべきこと
◎応募した後で誤字に気づいたらどうする?
◎「梗概(200字)」の重要性
◎短編の枚数はどう決めるか
◎原稿を読みやすくする工夫(冒頭、会話と地の文のバランス)……など
なお、本講座を受講してくださった方は、豪華特典として、オール讀物新人賞選考委員を務める安部龍太郎さん、畠中恵さん、門井慶喜さんほか、永井紗耶子さん、米原信さん(第102回新人賞受賞)、和泉久史さん(第104回新人賞受賞)らが出演する動画「歴史時代小説書き方講座2025」をご視聴いただけます(この講座は2025年1月11日、オール讀物愛読者大会の第1部として開催されたものです)。
特典動画プログラム
動画1 | 門井慶喜「歴史時代小説書き方講座」(基調講演) |
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動画2 | 和泉久史(第104回オール讀物新人賞)×米原信(第102回オール讀物新人賞) 「新人賞から初の単行本を出すまで」(聞き手・門井慶喜) |
動画3 | 永井紗耶子「歴史小説と取材 法隆寺の秘仏をめぐって」 |
動画4 | オール讀物新人賞選考委員・安部龍太郎×畠中恵×門井慶喜 「新人賞応募者に期待するもの――第104回新人賞選考会をふりかえって」 |
新人賞&プロ作家デビューを目指す方々にとって、もっとも役立つテキストは、実際の受賞作と選考委員の選評です。
動画1では、まず、オール讀物新人賞選考委員である門井慶喜さんに「選考の際の着目点」を解説していただきます。さらに、門井さん自身の「歴史時代小説執筆法」を、一太郎やエクセルの具体的な使用例とともに紹介していただきます。
動画2では、第104回受賞者・和泉久史さんと、このたびデビュー単行本『かぶきもん』を上梓した第102回受賞者・米原信さんに登壇していただき、門井慶喜さんの司会で、「新人賞応募の際にどんな準備をしたか」「受賞後どうやって次作を書き進めていったか」をうかがいます。和泉さんの受賞作「佐吉の秩序」や米原さんの受賞作「盟(かみかけて)信(しん)が大切(たいせつ)」に言及しながら、新人賞受賞の要諦を解説していきます。
動画3では、『秘仏の扉』を上梓した永井紗耶子さんをお招きし、史実を扱う際の具体的な資料調べや取材方法についてうかがいます。テキストとなる『秘仏の扉』は、明治開国期、法隆寺の秘仏に懸けた人々の思いを描いた歴史小説です。
動画4は、安部龍太郎、門井慶喜、畠中恵の三選考委員が、第104回オール讀物新人賞選考会直後に収録した、作家を目指す応募者への具体的なメッセージです。
編集長によるQ&Aに加え、選考委員、直近の受賞者、一線で活躍する歴史時代作家の具体的なレクチャーに触れることで、執筆にあたってきわめて実践的なノウハウが会得できることは間違いありません。
本講座および特典動画は、第105回オール讀物新人賞の応募締め切り日である、2025年6月20日(金)まで、何度でも繰り返しご覧いただけます。
◆【オンライン講座】第105回オール讀物新人賞への道―歴史時代小説書き方講座2025―
配信期間 | 2025年3月3日(月)19:00~6月20日(金)23:59まで (期間内何度でもご視聴可能です) |
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金額 | 1500円(税込) |
視聴方法 | Vimeoにて配信 (お申込み後、視聴ページをPeatixのメールにてお届けいたします) |
お申込み | https://0ruprize105.peatix.com |
主催 | 文藝春秋「オール讀物」編集部 |
問合せ | ooru@bunshun.co.jp |
公式HP | https://books.bunshun.jp/list/mag/ooru |
◆特典動画の主要講師プロフィール

安部龍太郎(あべ・りゅうたろう)
1955年、福岡県生まれ。1987年「矢口の渡」がオール讀物新人賞の最終候補に。1990年『血の日本史』で単行本デビュー。2013年『等伯』で直木賞。近著に『銀嶺のかなた(一) 利家と利長』『銀嶺のかなた(二) 新しい国』など。現在、オール讀物新人賞選考委員。

門井慶喜(かどい・よしのぶ)
1971年、群馬県生まれ。2003年「キッドナッパーズ」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、2006年『天才たちの値段』で単行本デビュー。2016年『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞し、同年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。2018年『銀河鉄道の父』で直木賞。近著に『文豪、社長になる』『天災ものがたり』『ゆうびんの父』など。現在、オール讀物新人賞選考委員。

畠中恵(はたけなか・めぐみ)
高知県生まれ、名古屋育ち。漫画家を経て、2001年『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。「しゃばけ」シリーズはベストセラーになり、2016年、第1回吉川英治文庫賞を受賞。近著に『なぞとき』『おやごころ』など。現在、オール讀物新人賞選考委員。

永井紗耶子(ながい・さやこ)
1977年、神奈川県生まれ。新聞記者を経て、フリーランスライターとして活躍。2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞。2020年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で、細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞。2021年同作で新田次郎賞を受賞。2023年『木挽町のあだ討ち』で、山本周五郎賞、直木賞を受賞。近著に『秘仏の扉』など。
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『マリコにもほどがある!』林真理子・著
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