本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
『楽園の烏』装画はこうして生まれた!

『楽園の烏』装画はこうして生まれた!

対談 阿部智里(作家)×名司生(イラストレーター)


ジャンル : #エンタメ・ミステリ

 ここからは微調整になるのですが、灯籠の形がもうちょっと特殊だとさらに異界感がでるかも、という話になって。それで例としていくつか資料と、私が描いたイラストを名司生さんにお送りしました。確か、蓮と蛍と鬼灯だったかな。

阿部さんが送った手描き資料の一部

 

資料を反映しての名司生さんラフ

 鬼灯と蛍の灯籠を描いていただいたのですが、絵になったものを見るとどう考えても鬼灯がいいね、と。それで、小説のなかの季節も、装画に即したものになるよう初夏から夏に書き直しました。

名司生 そうだったんですか!

阿部 結果的には、この季節にしたほうがよいシーンもあったので、なるべくしてなったという感じです。

この作品の特設サイトへ
単行本
楽園の烏
阿部智里

定価:1,650円(税込)発売日:2020年09月03日

プレゼント
  • 『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/4/19~2024/4/26
    賞品 新書『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る