![『楽園の烏』装画はこうして生まれた!](https://b-bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1500wm/img_4010078ff3ccb1dba75111786626fb39399610.jpg)
ここからは微調整になるのですが、灯籠の形がもうちょっと特殊だとさらに異界感がでるかも、という話になって。それで例としていくつか資料と、私が描いたイラストを名司生さんにお送りしました。確か、蓮と蛍と鬼灯だったかな。
![](/mwimgs/4/f/1000wm/img_4fea6db5e1fd6334b01f97180e729839197386.jpg)
![](/mwimgs/9/c/1000wm/img_9c63755217b9395b0f53792301b45846252268.jpg)
![](/mwimgs/9/8/1000wm/img_988d95a7958af183fa7f58ce34862d11246517.jpg)
鬼灯と蛍の灯籠を描いていただいたのですが、絵になったものを見るとどう考えても鬼灯がいいね、と。それで、小説のなかの季節も、装画に即したものになるよう初夏から夏に書き直しました。
名司生 そうだったんですか!
阿部 結果的には、この季節にしたほうがよいシーンもあったので、なるべくしてなったという感じです。
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